ルスデランパラサッカースクールの日常

話すチカラをつくる本

何を言うかよりも、誰が言うかということの方が大切で、自分が言うことで説得力が増すことの出来るように信頼される努力をする必要があると感じました。まずは、自分が自分を信頼できるように、決めたことをきっちりできるように努力しようと思いました。

 

意見と理由をしっかり伝えることで、伝わりやすくなるということがわかりました。自分はこう思います。なぜなら、ほにゃらら。というように、子供たちに説明する時もセットで伝えるように努力しようと思いました。

 

自分の意見は、全て論点、すなわち、疑問から生み出されています。どうしてこうなの?と自分に問うた時に、自分の意見が出ます。そのための根拠や理由を合わせて伝えることが大切なわけですが、伝えることが上手な人とか、営業マンとかは、この理由を様々な例えや経験、知識に基づいて話すということなのかと、会話について理論的に知ることが出来て面白かったです。

 

相手に伝えることで、どうなって欲しいとか、どう思って欲しいということを頭の中で明確にしておかないと、伝える理由や意見がはっきり伝えることが出来ません。
また、これは、根本思想からも影響を受けており、この根本思想は、個人的には、家族や親族など、身近な人との繋がりを大切にすることや、家族や親族に顔向けできないことはやらない。みたいな、自分の根本的な動機を大切にすることが、自分の言葉に影響するのではないかと思いました。

 

自分の意見と相手がわかりやすいように伝えるためには、自分の意見に対して、問い続けることが大切です。本当にそうなのか?この子の場合はどうなのか?この状況はどうかのように、常に問を自分に投げかけて、意見や根拠を決める必要があるということです。

 

病気になっている人に対して、早く元気になってね。ということは、今のあなたはダメですよと上から目線に伝えていることになります。同じ目線にたって、体調どう?とか日常の話をしている方が寄り添っているという感じがするということです。
上から人にものを伝えるのではなく、自分の経験、失敗談などを話して、こういう場合ってどうした方がいいかやぁとか、同じ目線で問題について向き合うことが大切だとわかりました。子供たちにも、誰かとの比較や、上から押し付けるように命令するのではなく、自分の経験によって伝えれる努力をしていこうと思いました。
今の子供たちの成長や課題について、過去→現在→未来へと順番に説明していくことが大切だと思いました。以前は、ここが出来ていなかったけど、今はここまでできるようになって、次成長するためには、ここが必要だ。ということを伝えていこうと思いました。

 

この本から大きく学んだことは、相手に伝える論理的な方法は、特別難しいという訳ではなく、常に自分に対して問い続け、それに対しての自分の意見を持って、その意見の理由を説明できるようにするということです。一番肝心で、1番難しいと感じたのは、伝える相手のことをしっかりと理解することです。相手のことを知り、自分の意見の理由を相手に合わせて伝えるということを努力する必要があると思いました。その為にも、常に疑問を持ち、自分なりの意見を導き出し、その意見を持つ理由を何個も考えることで、子供に対して適切な理由を伝えれるということを学びました。