ルスデランパラサッカースクールの日常

①発達心理学とは?

「ベーシック発達心理学」を読んでみました。

 

読む前に注目したこと

・子供が大人になるについてどのように心の変化があるのか理解したい

・年代によって安心感の与え方や信頼関係の築き方を学びたい

はじめに

内容

発達心理学には二つの側面があります。

・科学的基礎

・実践

です。

現代の変化の早い、激動の時代に生きる私たちにとって

 

実践的な発達心理学を使えるようになることを

 

指導者や保育士の方は望んでいると思います。

 

ITや情報社会でどのような心理が動いていくのか。

 

実践的に理解して応用できなければただの知識で終わってしまいます。

 

しかし、何も基礎や基盤がなく心理学を実践しようと思っても

 

うまくいくはずがありません。

 

しっかりとした科学的基礎を元に実践に生かしていくことが

 

大切になります。

思ったこと

この章を読んだ時に、まさに自分が求めていたことが書かれているのではないか

 

と感じました。

 

子供達と接する中で、同じ子と3年も4年も付き合うようになってくると

 

子供の心理的な変化には驚くことも多々あります。

 

思春期に近づくことで、自分の存在を認めてほしい。

 

同じような仲間と一緒にいること。

 

恥ずかしい思いをしたくない。

 

など、感覚的には、心理的な変化に気付いていました。

 

この本を読むことで、科学的な基盤を理解することで

 

現代の子供達、特にフォートナイトや鬼滅の刃など

 

僕が子供の頃では触れることのなかった

 

ある意味、グロテスクというかシリアスなものに触れる機会が多い

 

子供達に実践的に応用できる発達心理学を学びたいと思いました。

第1部 発達のとらえ方

第1章 発達心理学とは

ヴィゴツキーの発達理論とスクール生を見比べました

ヴィゴツキーの発達理論は、とても面白いと思いました。確かにスクールの中でも子供達はまずルールを覚えます。

ルールからはみ出した行動を取ると周りと喧嘩になり、楽しむ事が出来ないためルールを守れるように自分を制御していることになります。

その中で、自分をうまくコントロールできるようになるとどうすれば、もっとサッカーを楽しめるか自分で行動し始めています。

例えば、試合中にボールが出てどちらのボールかわからない時にじゃんけんで決めていたのを

じゃんけんする時間がもったいない!

と言い

そっちのボールでいいから始めて!

と言い出しました。

 これは意志を持って意図的に行動を起こしたという事になります。

 今日人から助けられてできることは明日自力できるようになる

 この言葉はとても指導者にとって勇気がでるというか指針になる言葉だと思いました。

 助けられるようになるためにも助けられる準備をしておくことが必要だと思いました。

 

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