【発達心理学ガイドブック】を読んで学んだことをまとめていきたいと思います。
第14章 児童中期の社会性と感情性の発達
児童中期の攻撃性
児童中期の人間関係は、重要な役割を占めていて、仲良くなればなるほど、自分の内面的な話をする一方で、内面的な話から、関係を悪化させることもあります。
個人的にも経験があるのは、小学5,6年生の時に、仲間はずれにされたこともあるし、仲間外れにしたこともあるのですが、これは両方とも特に、仲の良い関係の子と起きたことでした。
この本に書いてある通り、身体的な攻撃性というよりも、精神的な攻撃性に変わってくる年頃だったんだと感じました。
小学1,2年生であれば、他の人のボールを蹴っ飛ばすなど、直接的な攻撃というのは、見られますけど、仲間外れといった攻撃性は見られません。
こういう違いを理解できたのはとても勉強になりました。
児童中期の道徳性
道徳性についても、3年生くらいまでは、まだ年下の子が出来ないことに対して理解することが難しいように感じますが、5,6年生になってくると、公正さを身につけ、出来ない子に対しての理解もすることが出来ています。じゃんけんを1年生と5年生が一緒にする時も年下の子のスピードにあわせてじゃんけんをしているので、すごいなぁと思った覚えがあります。
道徳性の発達もこのように変化していくと理解することが出来ました。