ルスデランパラサッカースクールの日常

言語発達について~発達心理学ガイドブック⑨~

発達心理学ガイドブック】を読んで学んだことをまとめていきたいと思います。

 

第9章 就学前期における言語発達

 

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言語発達の過程で、二つの考え方があり、内側から外へという考え方と、外側から内へという考え方があるようです。

内側から外へ

内側から外へというのは、経験によって覚える言語を最小限に考え、自分の中で、類似する言語をカテゴリーに分けたり、系統立てて覚えていくという考え方です。

この考え方の面白いと思ったことは、子供が、間違えて文法を話して、正しい文法を教える時に、すぐに正しい文法を覚える方法は、間違えたことを否定せずに、そのまま正しい文法を伝えるという事だそうです。

しかし、間違えた文法を、違います。とはっきり伝えてから正しい文法を教えた場合、正しい文法に直すのは時間がかかりますが、その後の、自分の内側で、正しい文法で答えようという意識が育ち、結果的に、言語を正しく覚えれるようになったそうです。

この研究は、就学前期の子を対象に行っているので、児童期の子供に対しては分からないのですが、個人的に思ったのは、間違えた時に、そのまま正しいことを教えれば、子供は、何も考えることなく真似をしただけで、考える習慣が身に付かなく、逆に、違います。と否定され、正しい文法を教えてもらった方は、否定されたことによるストレスで、「なんで違うんだろう」と無意識に考えるのかもしれません。これについての疑問は、なぜ、否定されたほうは、その場で正しく文法を直すのに時間がかかるのかという疑問が浮かび上がりました。

友達のもうすぐ三歳になるネパール人の赤ちゃんも

象の事を

「DOG!」と言っており

お父さんが「NO!エレファント!」と教えて

「DOG」「NO!エレファント!」

という押収をずっとやっていたのは、そういうことだろうなぁと思いましたが

子供もこのやり取りを楽しんでいるように感じたので、就学前期の子には、有効なんだろうなぁと思いました。児童期の子にも有効なのか、今後も調べていきたいと思いました。

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外側から内へ

言語を経験によって覚えていくという考え方が、外側から内へという考え方ですが、面白いと思ったのは、言語の発達が早いのは、子供を如何に喋りやすいように促していくかという事だそうです。

しっかりと子供の話を聞き、質問していくことが大切になってきます。

サッカーのプレーに対しても、子供に質問して話させることで、サッカーに対しての考えを深めていけるのだと感じました。

 

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