ルスデランパラサッカースクールの日常

サッカーにおける子供たちの成長について、日本とスペインの違いとは?

書籍「サッカーの新しい守備の教科書」を読んで学んだことをご紹介します。

 

 

 

 

日本のサッカーはヨーロッパと比べて5年遅れていると言われています。

 

 

バルセロナやスペイン代表が

 

美しくポゼッションサッカーを世界にみせしめたとき

 

日本は、

今はポゼッションがトレンドだ!

と誰もがそれに憧れまねしようとしてきました。

 

いっぽうバルセロナと戦うスペインのプロクラブたちは

 

どうすれば、バルセロナを倒せるか

 

必死に戦術を進化させてきました。

 

それにより、著しい守備戦術の発展を遂げています。

 

 

このように日常的に戦術の進化が起きていることが

 

育成大国へと成長させていったのでしょう。

 

 

 

 

スペインのすごさは、

戦術の豊富さと明確さにあります。

 

 

カバーリングという戦術があります。

 

日本での認識では、

味方が抜かれたところを助ける

というイメージがあると思います。

 

 

スペインのカバーリングの定義は、

味方を助けられる位置に居ること。

それ自体をカバーリングといいます。

 

助けられる位置に居ることで、

味方は、思いきってアプローチにいくことができます。

 

 

 

スペインの育成環境も勉強になります。

 

選手が成長するとは、

「順応すること」

にあると考えています。

 

 

日本では、

フェイントを1つ覚えたとか

リフティングの回数が増えたとか

試合に勝ったとか

そういうことを成長した

と感じるかもしれません。

 

 

スペインでは、

選手が、

順応できているかどうかを見ます。

 

例えば、

試合のときに

自分よりもレベルが高いチームに入ったとします。

そのチームのスピード感は、

最初はついていけなかったとしても

だんだんスピード感に順応できた。

これを成長したといいます。

 

スピード感についていき

チームで普通にプレーしているように見えるのは

そのチームのレベルでは、

この選手はできている

と判断できるのです。

 

この順応スピードは、

選手によって違い

より順応スピードが早ければ早いほど

選手の成長スピードも早いということです。

 

ルスデランパラサッカースクールでも

学年を超えて

子供達がスピード感を上げてプレーできるように

カテゴリーを

年齢ではなく

サッカーレベルで分けさせていただいたいます。

www.luzdelamparasoccerschoolblog.com

 

子供達が

サッカーを好きでうまくなれるような仕組みを

これからも考え続けていきたいと思います。

 

書籍「サッカーの新しい守備の教科書」はこちら