ルスデランパラサッカースクールの日常

サッカーで人間関係を学ぶ。一生懸命頑張っている子供達はこちらです。

ルスデランパラサッカースクールに通いに来てくれる子供達は、

 

人見知りの子供が多いです!

 

 

おそらくコーチが人見知りということも影響しているのでしょう・・・笑

 

個人的な考えは

 

人見知りに悪い子はいない!(笑)

 

偏見だと思いますけど・・・(笑)

 

というよりも

 

子供に悪い子はいない!

 

これは偏見ではないと思います。

 

子供には根っから悪い子供はいません。

 

子供達は、どうすれば目立つことができるか

あるいは、どうすれば楽しいことができるか

 

必死に考えているのです。

 

もちろんサッカーのルールがわからずに

うまく仲間に溶け込むことができなければ

周りのサッカーをやっている子を邪魔したり

自分だけ違うことをして遊びだす子供もいます。

 

しかし、それはその子供が悪いのではなく

コーチがその子供を理解できておらず

サッカーの楽しさを伝えきれていないのだと考えています。

 

 

ルスデランパラサッカースクールの子供で

まだ生徒の人数が少なかったときに

マンツーマンで教えていた子供A君がいます。

 

とてもやんちゃな子ですが、

やさしくてサッカー大好きな子供です。

 

この時期、体験の子供や入会の子供が多く

練習はいつもより人数が多くなりました。

 

A君は、最初嬉しそうでしたが

徐々にコーチがあまり構ってあげれないことに

寂しさを覚えたのか色々な方法でコーチの気を引こうとします。

 

最初はディエルマスターズというカードをグラウンドに持ってきて

練習前に見せてきました。

 

昔、A君とディエルマスターズカードの話で盛り上がったので

そのことを思い出して持ってきたのだと思います。

 

最初練習中にもだして

他の子供にも見せていましたが

すぐにサッカーの方が楽しいと気づき

「あとで見せるね!」

とポケットにしまっていました。

 

次は、練習を終わった後に

「はーい、終わるよ~集まって~」

といいますが

ずっと他の子供たちとお話をして集まろうとしません。

いつもは、サッカーが終わると満足そうに集まってくるのですが

今回は、あからさまに言葉の量が多いことがわかります。

 

コーチは、

大きめの声で

「はーい、今から大切な話をしま~す!」

と話し始めると

他の子供達は

「やべっ!」

という感じで集まってきます。

最後にA君もやってきました。

 

最近は、

「コーチボール取って~~!」

攻撃になっています(笑)

 

 

こんな子供達でかわいいのですが、

コーチとの関わりよりも

子供達同士の関わりを大切にして欲しいと思います。

 

コーチと話すときは、

コーチが大人なので子供との会話にあわせることはできますし

もちろんコーチと子供の信頼関係は大切にしています。

子供の成長やまじめにサッカーを取り組む姿勢。

スクールの中で輪の中に入ろうと努力していることは、

表情からも不安そうな顔や真剣な顔がわかります。

そんな子供達を尊敬しているからこそ

 

子供達には、コーチとの関係よりも

子供達同士の関係を大切に築いていってほしいと思うのです。

 

子供はまだまだ

相手の傷つくことを平気で言ってしまう面も多々あります。

喧嘩することや泣いてしまうこともあります。

 

しかしそういう経験を通して

相手の気持ちを知り、大人の階段を上っていきます。

 

自分から仲間に声をかけること。

輪の中に入ろうとすることは勇気がいることですが、

 

長い時間をかけて

サッカーだけではなく

たくさんの人間関係を学んでくれたらと思います。