ルスデランパラサッカースクールの日常

②プランニングについて~知的障害・発達障害児における実行機能に関する脳科学的研究~

 

第Ⅱ部 研究1 プランニング

第1章 プランニングに関する先行研究の概観と目的

プランニングとは

プランニングとは、目的を認識し、今までの知識や経験を元に効率的な解決方法を考える心的な動きのことです。プランニングは、年齢が上がっていくにつれて、高度になっていき、12歳以上では、完成期を迎えます。

実行機能の中で、一番最初に行うのが、プランニングだと思いますが、何をやるにしても計画を立てるということを行うことで、経験が積み重なり、次のプランニングに生かすことが出来ます。

何か始める前に、プランニングを実行させる習慣を身につけさせる方法を考える必要があると思いました。

プランニング能力の向上について

プランニングの能力を向上させるための指導するにあたって、成功をイメージできるようになることで、プランニング能力が向上するということがわかりました。

成功のイメージが明確になっていないと、何のために計画をするのかはっきりできないからだと考えました。

レーニングでも、どうすればゴールなのかを明確に提示することが大切だと感じました。そのうえで、プランニングを立てていく能力の向上をできるようにトレーニング内容や指導方法を改善していく必要があると思いました。

小さい子ほど、ゴールまでの道のりを短く、単純にする必要があり、年齢が上がるにつれて、道のりを長く、複雑にしていくようにすれば、徐々にプランニング能力を向上できるのではないかと考えました。