ルスデランパラサッカースクールの日常

永遠に続くジグザグドリブル

【ジグザグドリブルじゃんけん】というトレーニングを

まとめてみたいと思います。

ルール

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・ボール一人一つ

・自分の前の子が2個目のコーンを超えたらジグザグドリブルスタート

・相手が目の前に来たら止まる(止まれずに超えてしまった場合は、最初に戻る)

・じゃんけんをして、勝ったら進む。負けたら戻る。

・相手陣地の最後のコーンをタッチしたら1点

・どちらのコーンの列から進んでもよい

ポイント

・1点取る時に、点数を取られたくないので、「まだいるよ!」と次の人が出てきて、永遠に点数を取れないことがあり、喧嘩が起きる可能性があるのですが、なるべく見守ることで、「じゃあ、次かったら1点ね!」などの交渉する事も出来るようになってきます。あまりにもトレーニングが進むことが出来ない場合は、「最後から2個目のコーンを超えて2回じゃんけんに勝つか、最後のコーンを触るまでね」という条件にしています。

・じゃんけんを負けた後に、最初のコーンに戻らずに、途中から始める子の対応については、しばらく様子を見ていると子供達が「おい!最後まで戻れ!」「ずるするな!」と伝えるようになるのですが、子供達が伝えれそうにない場合は、コーチが「最初のコーンまで戻ってね」と伝えるようにしています。

・発展としては、ボールの数を減らし、次の並んでいる子に渡す。という形にするとコミュニケーション能力の向上や、状況を見て、どちらにボールを渡して攻めていくかなどの判断能力の向上が見込めます

まとめ

ジグザグドリブルじゃんけんは、サッカーのレベルや年齢にも関係なく、誰でも一緒に楽しむ事が出来るトレーニングです。

ただのジグザグドリブルでは、子供達は直ぐに飽きてしまいます。

また、問題点でもある、ボールばかりみて顔をあげることができない。

というジグザグドリブルのデメリットを

相手の前でボールを止めなければいけない。

という条件を付けることで、顔をあげるようにしています。

このトレーニングは、サッカーを始めたばかりの子供達におすすめです。