【1/2】中盤エリアからアタッキングサードへ侵入するビルドアップトレーニング~COUCH UNITED~
を見て学んだことを書いていきます。
はじめに
前進するタイミングを伺う中で、コントロールの落とし込み方法やバリエーションの増やし方に注目してみました。
前進する優先順位の整理の仕方についても注目していきたいと思います。
パス&コントロール
説明
①前の人がパスを出すタイミングで離れ、ボールをオープンにコントロールして次の人にパス。
②前の人がパスを出すタイミングで離れ、コーンの内側にコントロールして次の人にパス。
③ボールに対して寄りながらコントロール。ブロックしながら反転してパス。
ポイント
①相手があまり寄せて来ずに、前を向ける状態。
・離れるタイミングをボールが蹴るタイミングで瞬間的に離れること
・コントロールしてからすぐに蹴れる位置にコントロールすること。
・離れるタイミングやコントロールしながら、つぎの人を確認しておくこと
②相手が寄せてきた場合。
・相手のアプローチの仕方によって、ワンタッチで切り返すのか、コントロールしてから切り返すのかイメージする。
・まずは、縦にパスをするイメージを意識する。
③相手がインターセプトを狙ってきた場合。
・相手をブロックする時に、キープではなく、前進するためにブロックする。
・ボールにしっかり寄ること。
2対1+2対1
説明
2対1のグリットを二つ作り、ポゼッションを行います。
ポイント
・コントロールする時に、他の3人とと繋がれるポジショニングを意識する。
・パスを受けるタイミングで瞬間的に離れることで、パスコースを作る。
・相手のアプローチによって、コントロールを変える。
・縦にパスを出す優先順位を意識する。
3対3+2サーバー
説明
逆サイドのサーバーにパスが渡ったら1点。
サーバーからダイレクトでパスを受けて、白線の間でボールを止めれたら2点。
ポイント
・常にゴールを意識した判断を考えてプレーする事
・縦パスが入った時にサポートも意識する事
・サーバーを意識して、コントロールした後の、相手の動きにもしっかり注目する事。
おわりに
前進するための優先順位の整理を前提に、何を判断するのかを子供達わかりやすく教えていました。
縦を狙うことで、相手が防いでくるから、空いた場所を狙うことで、セオリー通りにいかないことも整理していてとても分かりやすかったです。
とても参考になったのは、優先順位からの逆算した指導を行うことで、必要な技術を落とし込んでいた点がとてもわかりやすい指導に繋がっているのだと感じました。
樋口智哉さん、ありがとうございました!