ルスデランパラサッカースクールの日常

指導理念【好きで、うまくなる】について

ルスデランパラサッカースクールの指導理念は

【好きで、うまくなる】です。

全てのスクール生徒がサッカーを好きでうまくなってほしい。

日々、コーチとして学びながら指導させていただいている中で

具体的にどのようなことを考えて指導しているのか

自分の考えをまとめるという意味でもここに記していこうと思います。

指導理念が出来た経緯

きっかけは【ルスデランパラ】という名前の由来

【好きで、うまくなる】という指導理念ができた経緯は、【ルスデランパラ】というサッカースクールの名前に秘密があります。

ルスデランパラは、スペイン語で【灯火】を意味するのですが

「灯火のように輝く小さな子供達を大切に育てていきたい」

そんな思いで付けました。

そのために自分が子供達にサッカーを教える上で、何を考えながら指導するべきか。

そんなことを考えていて指導していました。

子供達への想いがヒントに

子供達には、サッカーを今だけやっているのではなく、大人になっても、年寄りになってもサッカーを続けて、携わっていてほしい。

僕の恩師も

「教え子には生涯サッカーを続けていてほしくて、サッカーの楽しさを伝えている」

という指導理念を持っていたことにも影響があると思いますが

そんなことを考えているうちに、それだったら子供達には

サッカーが今、好きなだけでなく、うまくなるように指導しなければ

将来、どこかでやめてしまうかもしれない。

そうしてスクール生徒全ての子がサッカーを【好きで、うまくなる】ように

指導することを心掛けるようになりました。

【うまくなって、好きになる】ではない理由

うまくなってからサッカーが好きになる

のではなく

好きになってから、うまくなる

という順番が大切だと思っています。

これは、外発的要因によって好きになるのか

内発的要因によって好きになるのか

という大きな違いがあると考えています。

好きでもないのに、うまくなる努力をするということは

何かしらの外部からのアプローチや条件が必要になります。

例えば、勉強が嫌いだけど、やらなければいけないのは

・成績が出て他人と比べられるから

・良い点数をとるとご褒美がもらえるから

・悪い点数だと怒られるから

などのなにかしらの条件から努力している

ということが考えられます。

出来るようになった結果

「あれ?ちょっと楽しいかもしれない」

と思うことがあるかもしれません。

この外発的要因による楽しさは

・他人と比べてしまう

・ご褒美がなければやる気が出来ない

・本当の自信を得ることが出来ない

というデメリットが多くあります。

外発的要因による指導のメリットとしては

短期的に、子供達の実力をのばすことが出来る

ということがあるのですが

これらの経緯を考えたときに、自分の指導理念は

全ての子供が一生涯サッカーを続けて、携わってほしいという思いを叶えるために

内発的要因によって、子供達がサッカーを好きになってから、うまくなっていくという順番が大切だということを考えるようになり、【好きで、うまくなる】ということを心掛けるようになりました。

 

 

好きになる条件

子供達がサッカーを好きになるためには、何が必要かということを考えたときに好きなものには二つの条件があると考えています。

一つ目は楽しいこと。

二つ目は自由であること。

です。

楽しさについて

初めてやってみたものは、楽しいことが多いのですが

【楽しくあり続けること】には3つの条件があります。

 

 

自由について

自由とは、何をやってもいいというわけではなく、やってはいけないことがあると思います。

例えば、命にかかわることや取り返しがつかないことを子供がしようとしていた時は、叱ってでも止めなければいけないと考えます。

 

【好きで、うまくなる】ために必要な主体性について

【好きで、うまくなる】を実現するために

どのような子供になるように指導する必要があるのかを考えたときに

【主体的な子供】である必要があると考えました。

主体的な子供になるためには

依存的な子供から【自主的な子供】や【主体的な子供】になっていく必要がります。

 

サッカーを通じて学んでほしいこと

主体的に行動できるということが前提条件として、これら二つをバランスよく鍛えていくことは、社会性や学習面にも大きく影響すると言われています。

 

こんなサッカースクールを目指しています

【好きで、うまくなる】

この指導理念には

結果的にサッカーが好きになる。

結果的にサッカーがうまくなる。

というだけではなく

社会人として大人になった時に、必要なことを

結果的に学んでいくようになる環境作りを意識しております。

 

子供達がサッカーを【好きで、うまくなる】ためには

子供達がサッカーをやりたい時に出来る環境作りや

サッカーをやり続けることができる環境作りを目指して

日々努力しています。

【公園に行くように通えるサッカースクール】

を目指して日々、活動を続けています。