中級コースについて解説をしていきます。
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こんな子におすすめ
・もっとレベルを上げてサッカーがやりたい子
・今よりもサッカーがうまくなりたい子
・人数を増やしてトレーニングを行いたい子
初級コースと中級コースの違い
サッカーの上達するスピードが早い
初級コースに通っていた子で、今まで余裕を持って練習していた子が、中級コースにチャレンジしようとするときに、中級コースのスピード感の早さに驚くことがあります。
中級のスピード感についていこうとすることで、判断のスピードが早くなり、初級コースの時よりも正確な技術が求められます。
初級コースで行っていたトレーニングを中級コースでも行ったりするのですが、レベルの高さに最初は驚くようですが、子供達からはとても楽しそうな表情が伺えます。
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コミュニケーション能力の向上
中級コースのトレーニングでは、基本的に3~4人を基準に行っています。
初級コースは、1~2人のトレーニングが多いので、初級コースよりも中級コースの方が、関わってくる人数が増えてきます。
中級コースの子供達は、メタ認知と呼ばれる「相手が自分をどう思っているかを認識できる」という年代の子がほとんどですので、自分と似たような性格や見た目の子とペアを組む傾向にあります。
ペアを組まなければ、トレーニングは出来ませんので、自分たちで組む事になるのですが、サッカーを通じて、「相手から見た、自分のあり方」や「相手と関わる、自分のあり方」、「相手から見た、相手」など様々な視点に立って、自分のあり方を学んでいきます。
自分のアイデンティティが形成されていき、円滑なコミュニケーションが出来るようになっていきます。
片付けを自分で役割を決めて行える
中級コースの練習が、その日の最後の練習になる場合は、中級コースの子供達に片付けを全てお願いしています。
片付ける内容としては
・グラウンド整備
・ゴールの片付け
・コーンの回収
・ビブスの回収
・ボール探し
という形で別れるのですが、子供達は初めに、自分が何を片付けるのか決める必要があります。
皆がゴールを片付けに行ったんだったら、僕はグラウンド整備をしよう。
コーンを片付けに行こう。ボールが見当たらないみたいだから先に探そう。
片づけ始めたときに、グラウンド整備の人数が少ないとそちらを助けたり
「グラウンド整備、手伝って!」
と声をかけたりすることがあります。
ボールが見当たらない時には
「○○のボールがないんだって!」
と声をかけて、ボールを探して回ることもあります。
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中級コースから上級コースへ
上級コースは、サッカーをうまくなりたいと、本気で思っている子が通ってくるので、一人一人のモチベーションも高く、トレーニングの質が高いコースになっています。
トレーニングも専門性が高まり、体作りや体の使い方などの指導も行っていきます。
サッカーの専門的な知識と技術が身に付く
中級コースよりも上級コースは、サッカーの専門的な知識や技術を学んでいくことになります。
中級コースまでは、自分で状況を見て、考えて、プレーをして、考えて、改善していくという側面が強くなります。
上級コースでは、今まで自分たちで漠然と考えてプレーしてきたものを、再現性がある形で指導していきます。
中級コースでは、意識してこなかった、サッカーにおける、何もない空間(スペース)を意識することで、サッカーの考え方が大きく変わります。
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サッカーに対するモチベーションが高い
中級コースでは、遊びが40%の比率を占めているのに対し、上級コースでは、競技としての比率が80%を占めて練習を行っていきます。
上級コースを選んで来る子たちは、サッカーをもっとうまくなりたい。という気持ちが強いため、集中してサッカーに取り組んでいます。
遊び感覚が抜けていない子が、上級コースに上がってきた時は
周りの子供達から
「ちゃんと集中しろ」
と怒られることもあります。
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おわりに
中級コースでは、年齢的にも仲間との繋がりが大切な時期になります。
仲間との関わり方を上手に出来て、初めてサッカーに集中して取り組む事が出来ます。
サッカーを楽しむために、仲間と協力すること。ルールを守ること。コミュニケーションを取ることが必然的に上達していきます。
社会人として必要なスキルを身に着け、主体的に行動できるようになった時に初めて、もっとサッカーがうまくなりたいと心から思うようになります。
子供達がサッカーを好きでうまくなるような環境作りや指導を目指して活動しております。