ルスデランパラサッカースクールの日常

外発的と内発的の違い

ルスデランパラサッカースクールでは、全ての子供達がサッカーを【好きで、うまくなる】ように指導しています。

そのためにも、子供がどのような動機によってサッカーをやっているのかということは、とても大切になります。

 

 

内発的と外発的の違い

内発的要因と外発的要因をサッカーに例えて比較してみると

内発的要因とは、サッカーをやること自体に楽しさや、やりがいを見出している状態のことを言います。

外発的要因とは、サッカーをやること以外に動機があり、サッカーをやっている状態のことを意味します。

例えば

サッカーをやって、出来ないことが出来るようなって嬉しいからサッカーが好き

ということは内発的要因になりますが

サッカーをやって、他の子が出来ないことが出来るようになって、褒められるから嬉しいということは、サッカー自体を好きなのではなく、褒められることや、優越感に浸れるからサッカーが好き、ということなので外発的要因になります。

外発的要因のについて

外発的要因には

・褒められるからやる

・叱られるからやる

・他の人よりも上手にできるからやる

などが挙げられます。

メリット

サッカーの指導において、外発的動機付けを行った時のメリットとしては

短期的には、サッカーの実力をつけることが出来ます。

褒められるためにサッカーを一生懸命練習し

叱られたくないからサッカーを一生懸命練習し

馬鹿にされたくない、優越感に浸りたいからサッカーを一生懸命練習するため

サッカーの実力だけを考えれば、短期的には成長速度が速いです。

デメリット

デメリットとしては

褒められなかったり、叱られなければ

モチベーションが下がったり、練習をやらなかったりします。

自分よりも強い相手と勝負することを避けます。

また、サッカーが上手になったとしても

自分は常に誰かと比較されるのではないかと考えたり

これをやったら叱られるのではないか

これをやれば褒められるのではないか

と常に、他人の視線を気にする要因となるので

本当の意味での自信を身につけることができません。

内発的要因について

内発的要因には

・出来ると嬉しいからやる

・成長すると嬉しいからやる

・後悔したくないから全力を尽くす

などが挙げられます。

メリット

サッカーの指導で内発的動機付けを行った時のメリットは

他人の目を気にすることなく、他人と比較することなく、過去の自分との比較し、成長を感じることができるので本当の意味での自信を身につけることが出来ます。

また、結果を気にするのではなく、どんな相手でも立ち向かっていき、成長することが一番大切だという事に気付いています。

デメリット

デメリットとしては

成長の速度は、子供のペースによるということです。

こちらから褒めたり、叱って働きかけるのではなく

子供自身のペースで、努力していくのでゆっくりですが、確実に上達していき

自分の努力で成長できたという成長感を感じることが出来

本当の自信を身につけることが出来ます。

 

 

まとめ

子供達には、一生涯サッカーを続けてほしいと思いますし、サッカーに携わってほしいという思いがあります。

そのためにも内発的要因によってサッカーを楽しんでいることが必要であり、そうであるように子供達には指導しております。

負けることを恐れてチャレンジしない子よりも

自分よりも強い相手だとしても、自分が成長できる機会だと捉えチャレンジしていける子になってほしいと考えております。

サッカーを【好きで、うまくなる】ために

心掛けています。