ルスデランパラサッカースクールの日常

第8節 名古屋グランパスエイトvs湘南ベルマーレ 試合分析

第8節 名古屋グランパスエイトvs湘南ベルマーレ

 

試合分析をやってみたいと思います。

 

 はじめに

湘南ベルマーレのプレッシングの特徴

26:50頃のシーンです。

f:id:aquahero2:20210408072216p:plain

湘南ベルマーレのプレッシングの特徴としては、名古屋グランパスエイトの両サイドバックがボールを持った時には、湘南ベルマーレの両サイドウイングか両サイドのインサイドハーフの選手がアプローチに行きます。

このシーンは名古選手が吉田選手にアプローチをかけるシーンです。

長澤選手にボールを預け名古選手がアプローチをかけてできたスペースにボールを運びます。

 

f:id:aquahero2:20210408072233p:plain

湘南ベルマーレの選手がスライドして、名古選手が後ろからアプローチをかけてきますので、長澤選手は一度撤退します。

f:id:aquahero2:20210408072306p:plain

湘南ベルマーレの2トップは、名古屋グランパスエイトのDFラインに対してもプレッシングをかけ続けてきます。

すごい運動量だなと驚きです。

マテウス選手に縦パスを出したところを、田中選手がアプローチをかけ、マテウス選手が㉖成瀬選手にワンタッチで預けたところを高橋選手がボール奪取。

f:id:aquahero2:20210408072251p:plain

この時に驚いたのがボールを奪う前から、マテウス選手にアプロ―チをかけていた田中選手はボールを奪う前提で、相手の左のスペースを狙っています。

これ、ボールを仮に奪えなかったらどうなってたんだと個人的には気になる所ですが

ここで焦らないのが名古屋グランパスエイト稲垣選手がそのカウンターにすら対応しています。恐るべし、湘南選手もびっくりです。

名古屋グランパスエイトのビルドアップからの前進

29:40頃のシーンです。

f:id:aquahero2:20210408074342p:plain

丸山選手がスペースにボールを運んで、名古選手を引き付けます。

f:id:aquahero2:20210408074356p:plain

名古選手を引き付けることで、吉田選手のスペースが広がります。

名古選手も吉田選手にパスを出されないようにパスコースを切りながら寄せますが

マテウス選手を経由して吉田選手にボールを回します。

f:id:aquahero2:20210408074406p:plain

相馬選手が内に入りポストプレーの役目に入ります。

ボールを受けて時間を作り、マテウス選手がサイドのスペースに回り込む時間を作ります。

 

f:id:aquahero2:20210408074424p:plain

岡本選手が吉田選手にアプローチをかけてできたスペースをマテウス選手が使い

前進成功したシーンです。

湘南ベルマーレのプレッシングの特徴を逆手に取った素晴らしい攻撃でした!

終わりに

湘南ベルマーレの選手がアグレッシブなプレッシングは見ていてとてもわくわくするような気持になりました。

勝ち負けの前に選手たちが戦っている感じがとても気持ちよかったです。

チームでもプレッシングの際にはアグレッシブさを求めていきたいと思いました。