ルスデランパラサッカースクールの日常

第22節 名古屋グランパスエイトVS川崎フロンターレ 試合分析

第22節 名古屋グランパスエイトVS川崎フロンターレの試合分析を行ってみたいと思います。

 

はじめに

終始、川崎フロンターレのやりたいサッカーをやられてしまった名古屋グランパスエイトでした。

アプローチにいききれない名古屋グランパスエイト選手をどのように、変えていくのか注目でしたが、ポジションを変えたことでスペースを消すことが出来ていました。

最後まで、やりたいことが出来ずに悔しい思いをした名古屋グランパスエイトだったと個人的には思いました。

センターバックのスペースを狙ってくる攻撃①

13:40のシーンです。

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赤丸のスペースに家長選手(41)が入り込むわけですが、すごいこのプレーがいやらしく、三笘選手(18)が青丸のスペースを狙っているため木本選手(14)も下手にアプローチをかけることが出来ません。

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このように三笘選手(18)青丸のスペースを狙うわけですが、マテウス選手(16)がパスコースを消し防ぎます。

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川崎フロンターレの選手は無理をして攻めずに支配してくるので一度落ち着かせようとします。

センターバックのスペースを狙ってくる攻撃②

15:09のシーンです。

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マテウス選手(16)が突っ込んできた所をワンツーでかわし、攻撃のスイッチがはいるわけですが

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レアンドロダミアン選手(9)が丸山選手(3)を引っ張り出して青丸のスペースを空けるために、赤丸のスペースでボールを受けます。三笘選手(18)が青丸のスペースでパスを受けようとしますが、レアンドロダミアン選手(9)がトラップを入れたため、丸山選手(3)が青丸のスペースを埋める時間ができ、防ぐことが出来ました。

おわりに

一瞬の駆け引きの面白さが際立った試合で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

個人的には、最後まで深い位置でブロックを組まさざるを得ない状況で、カウンターもうまく川崎フロンターレのディフェンス陣に吸収され、裏の処理もGKがうまくやっていました。

昔のルスデランパラFCを見ているようで辛かったですが、今はもう少し、ハイプレスも決まり、戦っていけるので、川崎フロンターレのようにブロックを固められたときの崩しは今後の課題となります。