第6節 名古屋グランパスVS鹿島アントラーズの試合分析を行ってみたいと思います。
名古屋グランパスの手堅いブロックからのカウンターで
1点をもぎ取り、しっかりと逃げ切り
見事勝利を収めました!
鹿島アントラーズも素早い攻撃で
特に中央から攻略していこうとしますが
中々、名古屋グランパスの固いブロックを
崩し切ることが出来ず
カウンターを受け
ファールしてでも止めるという
形に追い込まれていました!
それでは、この試合
名古屋グランパスがボールを奪われてからの
鹿島アントラーズへの対応に注目してみました!
6:00のシーンです。
相馬選手(11)がボールを奪われてからの
鹿島アントラーズによるカウンターを仕掛けるシーンです。
ファーストディフェンダーの米本選手(2)がアプローチをかけ
直線のドリブルを遅らせます。
このとき、ファンアラーノ選手(7)へのパスコースを切りながら寄せているのも注目です!
レオシルバ選手(4)が横にドリブルしていったので
稲垣選手(15)にマークを渡します。
この時に、米本選手(2)は
事前に背後のスペースを埋めていたので
縦パスへの対応ができました。
たまらずに後退するファンアラーノ選手(7)です。
先程の後退する時間を使って
攻撃していた相馬選手(11)も自陣に帰ることが出来ました。
相馬選手(11)は小泉選手(37)の正面に立つことができたので
前進を防ぎます。
鹿島アントラーズを遅らせ、ブロック完成です。
中盤二人による見事な遅らせ方でした!
次は46:10ごろのシーンです。
レオシルバ選手(4)が前を向きフリーになるシーンです。
米本選手(2)が遅らせに寄せます。
荒木選手(13)にボールを預け、宮原選手(6)と1対1になるのですが
荒木選手(13)がかわし、前を向いた状態になるので米本選手(2)がサポートに寄せます。
(※注意 画像よりも、もう少し、ペナルティーエリアの前のシーンです。)
米本選手(2)が寄せてきたので、前でボールが受けれるファンアラーノ選手(7)にボールを預けます。
ここで戻ってきていた稲垣選手(15)がサポートに寄せます。
松村選手(27)にボールを預け、シュートを打ちますが、吉田選手(23)のガッツあるシュートブロックに、ゴールを阻まれます。
このシーンをみても、いかに名古屋グランパスの守備への意識が高いかということがうかがえます。
米本選手(2)と稲垣選手(15)の運動量と守備への意識があって成り立つ戦術だと感じました!
とても暑くなる試合でした!
ありがとうございます!