ルスデランパラサッカースクールの日常

子供の自由について

ルスデランパラサッカースクールでは

 全ての子供達がサッカーを【好きで、うまくなる】ように

指導することを心掛けております。

 

子供達がサッカーを好きになってもらうためには

・楽しいこと

・自由であること

が必要だと考えております。

今回は、自由であることについて記してみたいと思います。

自由であることの必要性

サッカーを好きになってもらうために、自由であることは必要不可欠となります。

自分がサッカーをやりたい時にやることができる。

休みたい時に休む事ができる。

トイレに行きたい時にトイレに行くことが出来る。

自分の意志で、自分をコントロールすることは

自己コントロール能力を育むことは

児童期の学習テーマの本質でもある

自己主張と自己抑制を育むことに繋がります。

自由から学べるもの

自由の中に規律

自由だからといって、何をしてもよいのかというとそういうわけではありません。

自由の中にも規律があり

例えば、トレーニングの中では決められたルールがあります。

ルールを守ることが出来なければ、サッカーを楽しむ事が出来ません。

 

ルールを守ることが出来ない時、子供達の中では、喧嘩が起きます。

喧嘩をすることで、どうすれば楽しむことができるのかを学んでいきます。

自己コントロール能力

子供達が休みたい時に、休めるということも大切にしています。

子供達はみんなサッカーが大好きなので

練習したくなくて休むということはないのですが

喉が渇いたとか、足を蹴られた

と言ったことで自分がどうしたいのか

ということは自分で決められるようにしています。

 

時には、お茶を飲むタイミングやトイレに行くタイミングなどが悪く

一緒のチームになった子に迷惑が掛かってしまうこともありますが

これも

自分がいつお茶を飲むべきか

いつトイレに行くべきか

ということを自分の意志で考え、コントロールするトレーニングとなります。

 

どこまで自由にするのか

それでは、コーチとしてどこまで子供達に自由を与えるのかという線引きが必要となります。

それは、子供に危険が及びそうなことや取り返しの付かないことを子供達がやろうとしているときは、大人の責任として、叱ってでも止める必要があります。

それ以外の事は、子供の意志で決められるように最善を尽くしております。

まとめ

「自由」と「責任」は表裏一体だと個人的には考えるのですが

子供である以上、本当の責任を感じることはできません。

学校で喧嘩があれば、学校の先生が仲裁に入り

チャイムが鳴れば授業が始まり

トイレに行く時間も決まっています。

決められた時間に子供が出来なければ、責任は子供にあるのではなく

学校の先生にあるという事になります。

ルスデランパラサッカースクールの中では

子供達の中で、本当の自由について感じてほしいと考えております。

誰かに守ってもらえるのではなく、自分で責任を持って行動できる。

そしてサッカーを心から楽しんでほしいと考えております。