池上正さんが強く押していたのは
「サッカーは、楽しくなければうまくならない」
ということでした。
ルスデランパラサッカースクールの理念も同じで
「サッカーが好きでうまくなること」
を掲げています。
その理念を実現するためにも、
サッカーが好きであることをまずは、
子どもたちが思えるような練習メニューを考えていくことが
必須だと思いました。
池上さん曰く、
「スペインを筆頭にヨーロッパでは、子どもが『こんな練習やりたくない!つまらない!』と言えば、あっさり練習メニューを変えてしまいます。日本は、つまらない練習でもずっとやらせてます」
と言っていました。
子どもにサッカーを教えていて
ルスデランパラの子供たちはみんなサッカーが大好きだと感じます。
「サッカーがつまらない」という言葉は、聞きません。
一緒に練習をやっている人が自分勝手やっていると
「つまらん!!」っていって怒ったりしてるところはありますが(笑)
サッカーが大好きで、いつも子供たちからは、
「今日は鳥かごやるの?」とか
「最初の練習何?」「あ、おれ氷鬼大好きなんだよね!」とか
「おれはサッカーに来たら1回は鳥かごやらないと気がすまない」
という子供達ならではの、素直な感想を伝えてくれます。
その言葉を元に、サッカーが楽しくて好きになるようにメニューを考えていくわけです。
池上さんの話を聞いて
楽しいメニューというのは、
子供達が自分で考え、主体的に取り組めるメニューなのではないか
ということに気づきました。
今までやってきたメニューも
コーチは、
「お~すげごいなぁ!!」とか
「あぶないあぶない(笑)」とか
子供達を見ていて、子供達が頑張っている姿を応援できるメニューが
子供達が楽しいと思えるメニューでした。
そのメニューは、すべて
の問題と同じメニューです。
子供がサッカーを好きになるためのメニューは、
・成功も失敗もできること
・練習のなにが成功か明確になっていること
・成功する方法は、無限にあること
・コーチがいなくても子供達だけで話し合ってメニューができること
が必要だと思います。
子供達がサッカーをうまくなるためには、
練習を成功することで
サッカーの
・原理原則を学べること
・テクニックが身につくこと
・コミュニケーションが身につくこと
・心理的なプレッシャーがあること
・身体的な負荷があること
この5つがすべて練習に入っていることが必須だと思いました。
子供達がサッカーを好きでうまくなるように日々、メニューの改善は怠らないように努力していこうと思います。