サッカーコーチを始めて一番最初に手に取った書籍が
池上正さんの
でした。
その、池上正さんの講演会に行く機会に恵まれました!!
安城北部FCさん!!
お誘いいただきありがとうございました!!
池上正さんの考えは、
スポーツは、楽しい!
楽しくなければうまくならない。
という考え方です。
まさに、ルスデランパラサッカースクールの理念と同じ!!
僕もその考え方をしていたから
コーチになって最初に手に取ったのが
池上正さんの本だったのだと思います。
池上正さんの講演会を聞き、
印象的だったのは、
子どもが自分で考えれるようになること
です。
自分で考えられないような大人になるのは、
大人のせいであると
ユーモアを交えながら伝えてくれました(笑)
池上さんのすごいところは、
聞いている大人たちは、面と向かって指摘されているのに
嫌味が無い!
なるほどな~
と思わせられるエピソードとユーモアが詰まっていました!
池上さんは、真剣に子どもが幸せな大人になることを望んでいるんだなぁと思わせられました。
池上氏「ドイツでは、自分たちでパン屋をやっているところがたくさんあります。
しかし、日本は、大学に行き、大企業に入る。
でも、今は、潰れる大企業がたくさんあります。
むしろ、中・小企業のほうががんばっています。」
この話を聞いて、個人的に、
何も考えずに大学へ行き、何も考えずに大企業にいけば、何も考えない大人が集まり潰れていく。
中・小企業や、ドイツのパン屋は、自分で考えて頑張らなければいけない。
考えることは楽しく幸せである。
自分で考えれる子どもが、自分の幸せを考えれる大人へと育つのだということを言っているのではないかと思いました。
子どもには、失敗させることも大切。
もし、失敗することが、
取り返しのつかないことや迷惑かけてしまうことであれば
大人の責任として
子どもがやろうとしている失敗や意見は尊重しつつ
こうなってしまったらどう?
ということを考えさせる必要がある。
子どもに考えさせ、自分達で行動できるようになる。
そんなサッカースクールを目指していきたいと思います。
池上さんは、日本を心配しています。
このまま進めば、
考えないで出来ることは、みんなロボットが仕事を奪っていきます。
日本の教育はどこも
1+9=□
という問題ばかりです。
□+□=10
こういう問題を出して考える習慣がありません。
この答えは無限にあります。
だから考えることができます。
子どもが考えれるようになるためには、
答えが無限にある問題を
コーチが考えなければなりません。
子どもが出した答えには、
コーチが口出ししてはいけません。
「お~!!よく考えたな~~!」
それだけです。
指導者としては、
子どもに命令して、子どもに言うことを聞かせていたほうが楽です。
子どもに考えさせて、
結果を待つことは、とても忍耐力が必要になることだと思います。
結果がもしかしたら、失敗に終わるかもしれません。
失敗しそうな時に口を出したくもなります。
ですが、そこをぐっと堪えて、
失敗させてあげる。
その失敗を糧にまた考える。
そしてチャレンジする。
池上正さんの指導は、
難しく、自分自身と向き合うことになると思います。
子どもがどうすれば考えるかという答えが無限にある問題を
考えることが必要になります。
コーチの人間性や知識が試されるのだと思いました。
一生をかけて自分と向き合い、学んでいく必要があると思いました。
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