ルスデランパラサッカースクールの日常

子供心理カウンセラーの資格取得しました!!

子供心理カウンセラーの資格取得しました!!

 

 

毎朝1時間、資格取得のためにこつこつ勉強してきて

 

ようやく、資格取得できました!!

 

講座を受講する前から

 

なんとなく、児童心理の本は読んでいたので

 

予備知識くらいは、ありましたが

 

この講座で

 

分からなかった部分や

 

自分の中で、もやもやしていた部分を

 

徹底的に質問できたので

 

受講して本当によかったと思います!

 

 

自分の中で

 

大きく学びになったポイントは2つ

 

〇子供にとってのふざける意味について

エリクソンの心理社会的発達課題に対しての考え方

 

 

 

ふざける意味について

ふざける働きには

・一緒に楽しもうとして受け入れられること

・一緒に楽しもうとして受け入れられないこと

・いざこざや緊迫した状況を中断すること

・一緒に遊ぶきっかけを作ること

・自己主張

 

などがあります。

 

中でも

 

一緒に楽しもうとして

 

受け入れられることと

 

受け入れられないこと

 

というのは、練習中でもよく目にします

 

特に、集団の中で練習している時には

 

一緒にやるべきことを、一緒にやることが出来ないと

 

周りからは、ふざけている

 

と判断されてしまいます。

 

ここで、周囲に受け入れられないため

 

この行為(ふざけること)は

 

受け入れられないのか

 

と学んでいきます。

 

ここでポイントなのが

 

本人は、ふざけているという認識ではなく

 

一緒に楽しみたくてやっている

 

ということを理解しておくだけでも

 

子供達に対しての対応や見方が変わってくると思いました

 

よくあるのが、なかなか未就学児の子は

 

列に並ぶということが出来ずに

 

自分がはやくやりたいと思うあまり

 

すごい元気よく順番を抜かしていきます(笑)

 

周りから

 

「おい!ぬかすな!」

 

と言われ

 

その時は、キョトンとしているのですが

 

次の練習の時には

 

「並ばないとダメなんでしょ!」

 

と少し拗ねながら並んでいく子もいます。

 

 

こういったように

 

子供達の中だけで、解決できることが

 

見ていても割と多いように感じるので

 

しっかりしてるなぁと思うわけですが

 

時々、練習最後の試合などの組み合わせによって

 

試合以外のことでふざけたことが

 

受け入れられてしまう場合があります。

 

このときは、子供の力でどうにもならない

 

という判断の元

 

指導者として、今やるべきことは何か

 

伝えることが大切だということです。

 

子供の力でどうにもできない

 

というラインをどのように設定するのか

 

ということが個人的には難しく

 

今日できなくても、次回出来ている

 

ということは、結構起こるのが子供たちなので

 

子供の力ではどうにもできない

 

というライン設定は

 

子供によって違う

 

ということを頭に入れておかなければならないと

 

思いました。

 

エリクソンの心理社会発達課題について

 

 

エリクソンの心理社会発達課題が、とても面白く

 

人間が発達していく上で、解決していく課題があり

 

そこに生じるポジティブな面とネガティブな面の

 

両面を経験することがたいせつであり

 

ポジティブな面が優位に立つことで

 

課題は解決されるとのことです。

 

エリクソンの心理社会的発達段階 - 山頭火つれづれ-四方館日記 (goo.ne.jp)

 

自分が子供達を見るうえで

 

接する機会が多いのは

 

学童期と青年期の子供達なわけですが

 

この考え方はとても面白く

 

初めて出会った子とは

 

基本的信頼を確立していく必要がある

 

ということです。

 

その上で

 

例えば、練習最後の試合を行う時に

 

試合に取り組むのではなく、それ以外の事を

 

やっているとした場合

 

試合をみんなで楽しむことを教えることが大切になります。

 

その中でも

 

自分でうまく出来ることができ

 

自律性を獲得することが出来ることもあれば

 

周りの子のようにうまくできないこともあり

 

恥・疑惑を感じることもあります。

 

これら両面の中から

 

少しずつ自律性の方がうわまっていき

 

次の段階である、目的意識へと進んでいきます

 

ここでは

 

練習最後の試合について

 

何も言われなくても試合を行っていき

 

自主性を身に着けていくわけですが

 

この中でも、例えば、反則をしてしまうなどして

 

罪悪感をかかえてしまうことがあります

 

自主性の中でも、たびたび起きる罪悪感と

 

折り合いを付けながら、成長していくことで

 

次の有能感へと段階を成長していきます

 

ここでは

 

例えば、練習最後の試合で

 

うまくできなかったことについて

 

できるように練習することが勤勉性であり

 

自分に出来ない事が周りに出来ているという

 

劣等感を感じることがあります

 

劣等感との折り合いを付けながら

 

出来ない事を出来るようにしていくこと

 

出来ている事に磨きをかけていく

 

という精神的な部分の成長が大切になってきます。

 

そして、思春期ともいわれる青年期では

 

忠誠心(誠実さ)の獲得になります。

 

自分とは、何かというアイデンティティの確立と

 

うまく自分のアイデンティティを定めることが出来ず

 

拡散してしまうということ

 

ここが、第二次反抗期ともいわれる思春期の段階ですが

 

ここで大切になってくると思ったのが

 

この前段階の

 

有能感の段階で

 

勤勉性と劣等感を感じ

 

なんとなくでも

 

自分の得意な事と苦手な事を理解しておくことが

 

大切なんだと感じました。

 

それらを理解しておくことで

 

アイデンティティの確立の手掛かりになるということです。

 

例えば、練習最後の試合だと

 

自分は、足が遅くて相手を抜くことが苦手だけど

 

シュートを打つことは得意

 

足が遅いという劣等感を抱えながらも

 

勤勉性によって、足が速くなるように努力することや

 

シュートが今よりも決められるように努力することで

 

自分は、こういう選手なんだとアイデンティティの確立に

 

繋がっていきます。

 

自分の価値観を元に選手たちもプレーしていくので

 

指導者としては、どのような考えを持っているのか

 

ということも考慮しながら

 

自分がどういった選手なのか

 

ということを理解していくことも

 

この段階では、大きな課題なのかと思います。

 

個人的に思う事は

 

この講座では、思春期の始まりは、小学5年生くらいから

 

中学生にかけて

 

という風にあるのですが

 

中学1年生の初期の段階では

 

思春期という感じもなく

 

中学1年生の後期から中学2年生がもっとも

 

自分の価値観を探したい

 

というような雰囲気は感じます

 

中学1年生の初期では、勤勉性が残っており

 

もっとうまくなりたい

 

ということも伝わり

 

これがゴールデンエイジと呼ばれる所以なのかなぁ

 

とも思いました。

 

思春期に入ってくると

 

「いや、おれはこうする」

 

という自分の価値観に基づく所も出てくるので

 

より一層対話が必要になってくると感じました

 

一方的に、指示を出すのではなく

 

相手の価値観も尊重しながら

 

時には折り合いをつけていく必要もあるということです。

 

思春期後半では、少しずつ誠実さも身に着け

 

自分の中で、折り合いをつけるということを

 

やっているのだろうと感じます。

 

子供達の発達課題とあり

 

年齢に応じて、必要な課題を身に着けていくことは

 

大切だとは思いますが

 

その上で、指導者としては

 

学童期の子を指導することになったとしても

 

基本的信頼の段階からステップアップしていかないといけない

 

ということは

 

子供達を見ていく上で、よい指針になるのではないか

 

と思いました。

 

余談ですが、自分は今、愛という成長課題で

 

ここは、親密性と孤立の両面が大切になってきます。

 

親密性は、子供達との関係はもちろんのこと

 

自分の家族や親せき、お世話になっている方々

 

そして、いま特に感じているのが

 

社会との親密性ということです

 

個人的に、自分と身近にある人たちというのは

 

親密性を気づきやすく

 

孤立したときにどうするか

 

ということを自分の中で折り合いをつけているのですが

 

社会の一員として

 

例えば、車の運転中に

 

飛び出してくる車に対してイライラしてしまう

 

ということも一つで

 

ここに、自分の家族や知り合いが飛び出してきたのであれば

 

自分は、イライラしないだろう

 

と考えるので

 

ここも同じように親密さをもてるようなることが

 

愛という発達課題の一つなのではないか

 

と思いました。

 

子供達も課題を必死に解決するために努力しているので

 

自分自身も、子供達に負けないように

 

自分の課題を解決できるように努力していきたいと思います。

 

終わりに

 

自分は、まだ、自分の子どもを育てたという経験がなく

 

生まれたときから、どのように子供が成長して

 

今、自分の目の前にいるのか

 

ということがどういうことなのか

 

頭では、わかっていても

 

身をもって分かるということが出来ない状態です。

 

なので、少しでも子供について

 

理解したいと思い、この講座を受けようと思ったのですが

 

最近では、同世代の人達も

 

第一子を生むということがあり

 

「もう首すわった?」

 

とかいう質問が出来る自分が少しうれしくも感じています

 

自分が結婚して、子供を実際に育てることが

 

自分にとって一番の学びではあることがわかっていますが

 

今現状、出来ない事なので

 

その中でも、今、目の前にいる子とどのように向き合えるか

 

自分の中でも、もがきながら努力していきたいと思いました。

 

 

資格を取るという事は、結構、はまってしまうもので

 

これからも少しずつ、こういう知識を身に着けて

 

子供達に還元出来たらなぁと思います。

 

 

www.luzdelamparasoccerschoolblog.com