ルスデランパラサッカースクールの日常

③プランニングが可能な年齢~知的障害・発達障害児における実行機能に関する脳科学的研究~

 

第2章 研究1-1 既有知識を用いる型はめ課題による検討

プランニングが可能な年齢

プランニングについて、6歳であれば、半分以上の子が、行う前に計画を立てれることがわかりました。それだけでなく、2回目行う時には、より慎重に行うことや計画を立てることも出来ることがわかりました。
知識を与えることもひとつですが、経験をさせて、考えることも必要な事のように感じました。

般化・応用の未熟さを補う

知的・発達障害児のプランニングの弱さの要因として、般化・応用の未熟さというものが考えられるそうです。般化は、何か刺激を受けた時に、同じような刺激を受けた時に、同じような反応することを言うのですが、これは、学習においてもとても重要なことで、応用をきかせることに繋がります。このパターンは、前回のパターンに似ているなど、広く応用を聞かせていきます。この力が未熟である場合は、経験のみに任せるのではなく、何らかの指導によってその未熟さを補う必要があるみたいです。
般化・応用の力を育てていくためには、どのようにすればいいのか気になるところですが、知識を増やすことをひとつだと思いますが、ひとつのことから2つ3つと応用していく習慣は、知識を身につけることとは、別のような気がします。