ルスデランパラサッカースクールの日常

J1第4節 名古屋グランパスVSヴィッセル神戸 試合分析

J1第4節 名古屋グランパスVSヴィッセル神戸

 

試合分析を行ってみたいと思います!

 

 

お互いにそれぞれの

 

守備のスタンスが違いましたが

 

お互いになかなか相手の守備を

 

崩し切ることが出来ずに

 

相手のクリアミスを

 

確実に決めて、逃げ切る形となった

 

名古屋グランパスが勝利を収めました!

 

 

今回は、名古屋グランパスのビルドアップに対しての

 

ヴィッセル神戸のプレッシングに注目してみました!!

 

3:20頃のシーンです

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稲垣選手からボールを落ち着かせて

名古屋グランパス選手からしたら

 

さぁ、これから組み立てるぞ!

 

とした矢先に

 

ヴィッセル神戸の完全に組織化されたプレッシングの猛攻を受けます。

 

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木本選手(14)にアプローチをかけたドウグラス選手(49)は

 

木本選手(14)が丸山選手(3)にパスをした瞬間に

 

そのまま木本選手(14)へのパスコースを切りながら

 

アプローチをかけます。

 

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丸山選手(3)は、郷家選手(7)とドウグラス選手(49)に

 

挟み込まれそうになるので大きく蹴りだすことを選択します。

 

ヴィッセル神戸のプレッシングが成功したことになります。

 

 

 

こちらは10:30頃のシーンです。

 

 

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マテウス選手(16)に対して

 

ヴィッセル神戸の選手が二人はついており

 

酒井高徳選手(24)とのマッチアップだったため

 

なかなか、自由にドリブルさせてもらえませんでした。

 

バックパスをして、再び攻撃を立て直します。

 

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木本選手(14)から丸山選手(3)にパスが渡る時に

 

郷家選手(7)が木本選手(14)へのパスコースを切りながら詰めていきます。

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右サイドから展開してきて

 

左サイドをコンビネーションで崩そうというシーンでした。

 

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吉田選手(23)が時間を作り、攻撃選手の人数を増やします。

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斎藤選手(19)が一度裏に抜けようと動き出したスペースを

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吉田選手(23)が使おうとして、吉田選手(23)がいたスペースを斎藤選手(19)が再び使おうとするというコンビネーションでしたが

 

ヴィッセル神戸の選手も確実にボールが入った選手の進行方向をふさぎながらアプローチをかけてくるので

 

なかなか前進させてくれません。

 

 

 


このまま、神戸は前線からプレッシングをかけている間は

 

この試合、名古屋グランパスのほぼ全てのビルドアップを

 

完全にはめることに成功していました。

 

15:00頃から1点目が入るまでの間

 

ヴィッセル神戸のプレッシングを始める基準が

 

やや後ろになります。

 

ここから名古屋グランパスは、少しずつ攻撃の形を作り始めます。

 

 

21:20頃のシーンです。

 

 

 

 

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今までは簡単に中盤へのパスを許してもらえていなかったですが

 

前線のアプローチも落ち着きだし

 

中盤へとパスが回るようになります。

 

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このように長澤選手(5)や稲垣選手(15)へとパスを回していくことで

 

ヴィッセル神戸の選手を真ん中へ引き寄せます。

 

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ヴィッセル神戸の選手が中に集まってきたので

 

右サイドの宮原選手(6)にボールを回します。

 

ドウグラス選手(49)は

 

木本選手(14)のパスコースを切ります。

 

佐々木選手(22)がアプローチをかけますが

 

すこしアプローチが遅れたため

 

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シャビエル選手(10)パスを回されてしまいます。

 

ここで名古屋グランパスの選手は、先手を取っています。

 

マテウス選手(16)が落ちてサポートに来ることで

 

酒井高徳選手(24)は

 

スペースを守るか、マテウス選手(16)にアプローチいくかの選択になります。

 

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マテウス選手(16)にボールを預けたときに

 

酒井選手(24)は、アプローチすることを判断したので

 

後ろのスペースが空き

 

シャビエル選手(10)がワンツーで

 

背後を取ることを試みました。

 

結果的にチャンスにはならなかったですが

 

ビルドアップを成功させたシーンと言えると思います。

 

 

 

最後のシーンは

 

ビルドアップがうまくいかない時に

 

こういう狙いも面白いな

 

と思ったシーンです。

 

49:40頃のシーンです。

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丸山選手(3)がフリーで受けます。

 

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ドリブルで持ち運んでから

 

山崎選手(9)にロングパスというシーンですが

 

ここで大崎選手(25)がよんでいて

 

インターセプトするのですが

 

コントロールがうまくいかずに

 

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稲垣選手(15)が先に反応して

 

ボールを回収していました。

 

相手がハイプレスで来ているときで

 

DFラインと中盤が間延びしているときには特に

 

有効な手段だなぁと感じました。