ルスデランパラサッカースクールの日常

第31節 リヴァプールFC対アストンビラ 試合分析

第31節 リヴァプールFCアストンビラの試合分析を行ってみたいと思います。

アンフィールドで行われたホームゲーム、勝利でおさめれてよかったです!

 はじめに

リヴァプールの前半、ゴール前までに行くものの中々決めきることが出来ずに、ゴールを奪われビハインドを迎えてしまいます。

前半の不安要素について注目してみました。

カバクのアプローチをかけたスペースを狙われたシーン

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トレゼゲが内にドリブルを仕掛けたときにトラオレがフリーでパスを受けます。

ワイナルドゥムはドリブルを戻すような形で対応できているのですがパスコースが空いています。ミルナ―がパスコースを消しておくべきだったと考えます。

このトラオレにアプローチをかけたのが、カバクです。

カバクとしてはここで奪いきりたいと思ったのかもしれません。

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トラオレに内にドリブルを仕掛けられ、トレゼゲが空いたスペースを使ってフィニッシュまでもっていかれます。難しいシーンでしたが、トレゼゲのスペースへの反応が早く、トラオレのドリブルにファビーニョの視線も持っていかれ、一瞬目を切らしてしまうため、対応に遅れます。

 

アストンビラのゴールシーン

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ミルナーからフィルミーノへのパスをインターセプトし、そのまま前線へ送り込み、ドウグラスルイスがボールを回収しカウンターを仕掛けます。

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ドウグラスルイスがすごかったのは、この狭いシーンでも落ち着いてファビーニョを引き付け、ジョンマッギンのスペースを作ってからボールを預けたことです。

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ゴール前でワトキンズとカバクの1対1となり、ゴールまで行っています。

この時カバクは、ワトキンズの内側に入り切ることが出来ずに、シュートコースを防げなかったのですが、ドウグラスルイスの存在が気になったかなぁと感じました。

 

おわりに

アストンビラのドリブルする判断が、抜くだけでなく相手の視線を奪ったり、引き付けたりと、とても面白いプレーでとても勉強になりました。

アプローチをかけるタイミングやポジショニングなどは、今のチーム課題ですので応用していきたいです。