電気屋さんの社長さんが言っていたこと。
「今の子供たちはかわいそうじゃん。
本当にいけないことといいこともはっきりとはわからないじゃん。
おれらの時代っていうのは
しょっちゅう喧嘩してたし
殴り合いのなんて当たり前で
下手したら骨折ってたもん。
それでも当たり前の顔して学校にいくし
先生だって
子供の喧嘩だからそこには触れてこないよ
だから身をもって人の痛さっていうのもわかるし
どこまでやっていいっていうのわかるじゃん
でも今の子はあいまいにしかわからないから
人を平気で殺すようなやつが現れるんだよな。」
この話を聞いていて
喧嘩をすることの大切さが浮かび上がりました。
もちろん殴り合いの喧嘩をしろとか
そういうことではなく
子供たち同士の問題を大人が奪ってはいけないということが
電気屋さんの社長さんは言いたいんだと思います。
自分も辛さや悲しさ、人の痛みを知って
初めてその人の気持ちも共感でき
本当の意味でのやさしさが身につくのだと思います。