ルスデランパラサッカースクールの日常

コーチが子供に怒られたことはこちらです。

子供に怒られた事があります…笑

 

練習前にいつも通り子供たち同士で遊んでいました。

 


カラーコーンにボールを当てて倒すゲームをしている子。

 

ゴールに向かってボールを蹴っている子。

 


山で遊んでいる子。

 


様々な子がいます。

 

 

そして、

 


喧嘩をしている子も…笑

 

 

どうやら、喧嘩をしているのはAくんとBくんの様です。

 

 

AくんがBくんのボールを蹴っ飛ばして嫌がらせをしています。

 

 

ボールを蹴っ飛ばされているBくんは、Aくんに対して怒ります。

 


コーチはその状況をずっと見ていました。

 

 

喧嘩の発端は、

 


コーン倒しゲームをしていたときに

 


Aくんが倒そうとしたコーンを

 


Bくんが先にボールで倒してしまったみたいで

 


それに激怒したAくんが

 


Bくんのボールを遠くに蹴りだしたみたいです…笑

 


こうやって聞くと

 

 

かわいい子供の喧嘩だな~~

 

 

 

 

と感じるかもしれませんが、

 

 

 

 

 

当の本人達は、

 

 

 

 

真剣そのものです!

 

 

 

 

 

Bくんは

 

 

「蹴るなーーーー!!!!!」

 

 

 

とAくんを追い掛け回し

 

 

 

逃げるAくんは、

 

 

 

Bくんからボールを奪い

 

 

 

また蹴り飛ばします・・・。

 

 

 

 

 

 

なにやってんだ・・・。

 

 

 

 

 

コーチは、苦笑いしながらその状況を見ているわけですが

 

 

 

 

いきなりBくんは、コーチに向かって怒り出しました!

 

 

 

 

 

 

「無視するな!!!!!!!」

 

 

 

 

コーチは、驚きましたが

 

 

 

 

Bくんが言いたかったのは、

 

 

 

 

黙ってないでAくんを叱れよ!

助けろよ!!!

 

 

 

 

ということだと思います。

 

 

 

 

 

喧嘩というのは、1対1の意見の相違から生まれます。

 

 

 

 

ここにコーチが入っていって

 

 

 

 

Aくんに対して

 

Bくんが嫌がっていることをやっちゃいけないよ!

 

自分がされたらどう?

 

やっぱりAくんもいやでしょ?

 

 

 

と言うことは簡単です。

 

 

 

 

しかし、Aくんがそれで本当に理解し、やめるでしょうか。

 

 

 

 

Aくんは必ずどこかで、また違う形であれ、同じ形であれ

 

 

誰かに何かしら嫌がらせをします。

 

 

 

 

Bくんもまた、誰かが助けてくれるまでひたすら助けを求めるために大声を出します。

 

 

 

 

本人達が、自分の力で

 

 

生きていけるようになること。

 

 

 

 

 

それは、

 

 

本人が自分で気づく

 

 

それ以外にありません。

 

 

 

 

結局、教えられたところで

 

 

 

本人達が気づくまでは、本当の意味で行動が変わらないのです。

 

 

 

コーチができることは、

 

 

Aくんが嫌がらせをするよりも

 

仲良くしたほうが、楽しいということに気づくこと。

 

 

Bくんが、

 

誰かに助けてもらうのを期待するのではなく、自分でなんとかできるということにきづくこと。

 

 

AくんとBくんのコーチとしていさせてもらえていることに感謝し

 

 

 いつでもサポートできるように準備しておくこと。

 

 

そして子供たちが成長ができることを信じること。

 

 

過干渉になりすぎず

 

遠くになりすぎず

 

見守ることだと思います。