5,6年生の片付けが最近はスムーズにできるようになっています。
ルスデランパラサッカースクールでは、
5,6年生は、ゴールの片付けやトンボ、照明器具などの
片づけをお願いしています。
いつも話すのは、
「片付けの場合の目的はなに?
ゴールの片付け終わることでも、トンボをかけ終わることでもないよね。
みんなで協力して片づけを終わらせることだよね。
サッカーもゴールを決めるためにみんなで協力するでしょ。」
とお話します。
5,6年生は、協力してみんなで片づけをします。
ゴールを片付けるのは2人、
残りの子達は、トンボをかけるグループに分かれるのですが、
トンボをかけ終えたら、
ゴールや照明器具、
練習で使ったコーンなどの道具を車の近くまで運んでいきます。
昨日驚いたのは、
ゴールを袋につめてから、
ゴールを運ぶ荷台のところにもっていって
積んで持っていくのですが
昨日は、
ゴールのところに荷台を持っていって
積んでから運んでいきました。
考えましたね~~。
その行動が無駄かどうか置いておいて
なんでも考えてやってみることはとても大切なことだと思います。
年長さんから2年生の練習でも
鳥かごの練習をやる前に
自分達で予備ボールを5,6個近くにまとめておいてから
始めるようになりました。(笑)
考え出したのが2年生なので
これを他の子たちがみてどう感じるか。
予備ボールを用意しておくことは、練習が効率的に進みます。
他の子たちもいいところは真似しようとできるのか。
個人的にはとても楽しみであります。
体験に来ていただいた子どものお父さんからの印象は、
「決して仲良くはない。けどひとつになっている。」
だそうです。
小説家?(笑)
って最初は正直思いましたが、
僕もなるほどって思ってしまいました。
ルスデランパラの子供達は
ほんとに喧嘩ばかりです。
「ずるだよ~!!」
「ファールだよ!!」
「なんでパスださねぇんだおらぁ!!」
毎回そんな声が飛び交っています。
日々、子供達は
自分がされたらいやなことやうれしいことを学んでいます。
サッカーは、チームプレーで
自分の考えもあるけど、相手の考えもある。
サッカーを始めたばかりの子達は、
自分の考えばかりを押そうとして
なかなか相手のことを考えることができません。
6年生の子は、こうつぶやいていました。
「今のは、そっちからはボールが出てないように見えたかもしれん」
自分の考えを押すだけではなく
もしかしたら相手は?
と考えられるような
共感能力の高い子へと成長していって欲しいと願っています。