ルスデランパラサッカースクールの日常

子供教育に悩む指導者が読むべき本はこちらです。

幸せになる勇気」は、

 

「嫌われる勇気」の続編になります。

 

「嫌われる勇気」が

アドラー心理学の基礎を学べるとしたら

 

「幸せになる勇気」は、

アドラー心理学を実践の観点で

どのように使えばいいのかを学んでいけます。

 

 

子供達と接するときの

アドラー流の考え方は、

 

子供達とは対等

という考え方です。

 

先を行くにせよ、後を行くにせよ

同じ地平線を歩いている。

そこに上下関係はないのだと言っています。

 

サッカー指導の現場でも、

子供達はもちろんサッカーをうまくなるために

ルスデランパラサッカースクールに来てくれています。

 

そしてコーチも

子供達にサッカーがうまくなってもらうために

日々学んでいるのです。

 

子供達とコーチは、

先をいくにせよ、後にいくにせよ

サッカーという同じ地平線を歩いています。

 

子供達から学ぶことも多くあるという意味で

驚かされる面も多々あります。

 

 

この本を読んでよかったと思ったのは、

子供達がなぜ、いたずらや問題行動をとるのかということを

心理学的に学べたことです。

 

 

集合といってもなかなか集まらない。

練習中に他のところにいってしまうなど。

 

子供達は、このときどういう気持ちなのか。

アドラー心理学によれば

「注目喚起」

と教えてくれます。

 

子供達は、生まれながらに一人では生きていけません。

親に注目してもらわなければ、ご飯にもありつけません。

だから赤ちゃんは泣くのです。泣いて自分の欲求を満たすのです。

子供に成長しても同じです。

自分が注目されたいと思えば、

「集合」と言われたときに集まらなければ良い。

練習中にどこか違うところにいけばいい。

 

この注目されたいことを違うことに活かせないかと思い、

子供達には、色々なことをお願いしています。

新しく入ってきた子に

道具の片付け方を教えてもらったり

インサイドパスやインサイドトラップのやり方を教えてもらったり

コート作りを手伝ってもらったり

 

注目される場、そして

アドラーの言う

「幸せとは貢献感である」

という定義で

子供達は、すごくお手伝いしてくれます。

コーチとしてもとてもありがたいです(笑)

 

注目喚起をしっかりと理解していないころは

本当に子供の気持ちがわからず、

無駄に怒ったり、悩んだりしていましたが

子供達の心理をしっかりと理解することは

コーチの必須科目だと思いました。

 

子供達と信頼関係を気づくために

子供を信頼し、子供に興味を持ち

子供と同じ目線で一緒に歩いていけるように

意識して指導していこうと思います。

 

書籍「幸せになる勇気」はこちら