ルスデランパラサッカースクールの日常

2年生との会話

小学2年生とおしゃべりしていて、おもしろいことを言っていたので紹介します。
 
 
僕が以前、チラシに
 
「どんな子でもうまくなります」
 
というタイトルでポスティングを行ったことがあります。
 
 
子どもがそのことについて話してきました。
 
 
 
子ども「どんな子でもうまくなってないじゃん!」
 
あまの「そう?」
 
子ども「だっておれうまくなってないよ!」
 
あまの「え!?うまくなってるじゃん(笑)」
 
子ども「違うよ!俺が頑張ったからうまくなってるんだよ!おれの努力(真顔)」
 
あまの「そりゃそうだな(笑)」
 
このときに子どもが言いたかったのは、
 
スクールではなく、自分が練習してうまくなってるんだということです。
 
おそらく子どもからしたら、
 
「おれががんばって練習してうまくなってるんだからね!コーチのおかげじゃないんだから!勘違いしないでよ!」
 
とそういうことでしょう(笑)(そこまで考えていないかもしれませんが・・・笑)
 
このように子どもが自分の努力によってうまくなっていうということをとても大切にしています。
 
コーチのおかげでうまくなりました。
 
その言葉は、コーチがもらってはいけない言葉だと思います。
 
子どもが自らの力で気づき、自らの力で努力し、サッカーが好きでうまくなっていく。
 
子どもは自分の努力のおかげでうまくなっているんだという自信になりもっと練習したくなります。
 
それゆえ
 
「どんな子でもうまくなります」
 
なのです。
 
この会話は、ある意味、自分の理念の軌道から逸れていないと感じることができて、
 
とてもこの子どもに感謝しています。
 
 
 
 
この間の各務原JFCコーチとの飲み会でこんなことを聞かれたことがあります。
 
各務原JFCコーチ「スクールだと、実際に子どもたちが試合をするところが見れないから、自分の指導がよかったのか結果がわからないし、やりがいはあるの?」
 
逸れに対して僕は、
 
「確かに、チームの方たちのお手伝いをしていて、大会に出たりしているのをみるとうらやましく感じるときもありますね。でも、自分は、スクールとして練習する環境を作ることで、チームに通っている子がうまくなって活躍したというのを聞くとうれしいですし、サッカーの入り口として、入ってきてくれた子どもたちが練習でうまくなっていく姿を見ているのは、とても楽しいですよ。」
 
と話しました。
 
その後は、
 
「でも実際に試合をみたりできんやんか」
 
と長々スクールとチームの話になったのですが(笑)
 
 
僕は、目の前の子どもたちがうまくなるために指導するのであり、
 
日々、勉強してサッカーを知り、
 
子どもたちがサッカーを好きでうまくなっていってくれたらと強く願います。
 
 
そのために日々勉強勉強で頑張っていきます。