ルスデランパラサッカースクールの日常

成功する子 失敗する子

こういった教育本では、やはり重要度を説いてくるのは、愛着についてであると感じました。子供たちの逃げ場所をいつでも作れるように常にそういう関係を作っておくことが大切だということです。子供についていつも見ていて、何を考えているのかを考えて、いつもしっかりと見ているということを伝えることが大切だと感じました。

 

  気質についてとても面白いと思いました。ご褒美があれば、全力でやる。ご褒美が無くても全力でやる。というのは、勤勉性の違いであるということです。勤勉性が高いということは、悪いことがなく高ければ高い程良いということですが、神経症にもなりやすいということで、そこについてはあまり触れていなかったので、気になるところではあります。

  気質についてとても面白いと思いました。ご褒美があれば、全力でやる。ご褒美が無くても全力でやる。というのは、勤勉性の違いであるということです。勤勉性が高いということは、悪いことがなく高ければ高い程良いということですが、勤勉性の中には、自制心ということもあり、自制心があまりにも強いと圧迫されて、神経症にもなりやすいということで、そこについてはあまり触れていなかったので、気になるところではあります。

  自制心だけでは、成功できるかといえば、そうではないということです。自制心にプラスして、やり抜く力が必要になってきます。あっちかこっちに手を出すのではなく、ここに決めたことを脇目もそらさず最後までやり抜くことが大切だということです。

道徳的な正しさと言うよりも、つの性格、自制心、やり抜く力、感謝する気持ち、好奇心、オプティミズム、社会的姿勢、意欲が大切だということです。

 

  規則が自制心を育むのかと言えば、そうではないということです。自分でダメだと思うから自分をコントロールするのであって、規則があるから自分をコントロールするというのは、規則が無ければ、コントロールしなくなるということになります。これは、失敗することにも繋がっており、失敗によって学ぶためには、規則ではなく、経験によって学ぶ必要があるということです。

 

  幼児期の子供には、愛着が大切になってくるのと打って変わって、思春期に入る前あたりからの指導の仕方は、メタ認知、自分がどういう人間かを分析させて考えさせるということが大切だということです。上から物を言うのではなく、同じ立場に立って考えることが大切だということです。

 

  悲観的と楽観的は、ふたつを上手く使い分けることが大切だということです。そのもの自体には、もしこうなった場合は、と否定から考えて対応する必要があるのに対して、始める時は、楽観的に大丈夫だろうという気持ちになることが大切ということです。