ルスデランパラサッカースクールの日常

経験の重要性と問題解決方法~発達心理学ガイドブック⑧~

発達心理学ガイドブック】を読んで学んだことをまとめていきたいと思います。

 

 

第8章 就学前期の認知発達

経験によって推測する力が変わる

就学前期の子供が、物事に対して、経験していることによって、推測することができるのかという研究がとても面白かったです。

金魚を5ヵ月間、飼育していた子供に対して、「金魚にたくさんエサを与えたら大きくなるのか?」という質問をしたところ「お腹が痛くなる」というような、人間目線からの答えを出したそうです。

金魚を飼育していない子供は、「大きくなる」と答えた子が多く、他にも、金魚を実際に飼育していた子は、水の入れ替えることやえさのあげ方などをお話したそうです。

経験によって、推測する力が変わってくるというのは、とても面白いことだと思いました。

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問題解決の方法について

問題解決について、面白いと思ったのは、解決するための目的と手段を考えるにあたって、条件が多すぎると、条件を覚えることでいっぱいいっぱいになり、解決することがこんなんであることが指摘されていました。

類推する力によって、同じような事柄を、解決する力があるので、一つ一つ、小さいトレーニングを解決できるようになることが実践に繋がるようなトレーニングを行えば、子供達は、少しずつ成長していけると考えました。