ルスデランパラサッカースクールの日常

泣き虫だった子の成長

入会してきた当初は

 

 

すぐに泣いてしまう子がいました。

 

 

嫌なことを言われて泣き出してどこかに行ってしまうような

 

 

子供の中では

 

なかなかそういった

 

人に嫌なことを言われるという経験が

 

少ない子も中にはいると思います。

 

嫌なことを言われれば

 

周りが守ってくれる

 

叱ってくれるということで

 

言われている本人はあまり関係ないのだと

 

 

子供たち同士にも人間関係があり

 

やはり、いろいろ楽しい時もあれば悩む時もあります。

 

 

嫌なことを言われたときに

 

対処の仕方がわからず、泣き出してしまう子でした。

 

 

あれから1年経ち

 

もともとドリブルがうまく

 

ボールを奪いにいくのも上手な子だったので

 

ボールを持つ時間が長くなり

 

シュートを打つ機会も多くなります

 

シュートを外したときに

 

仲間に

 

外すなよ!

 

と言われてしまいました。

 

あぁ、傷ついたかなぁ・・・

 

とコーチも不安に見ていたわけですが

 

全然気にせずに

 

何度もシュートを打っていました。

 

気持ちの面が成長したなぁ

 

と感じました。

 

ここで、コーチが

 

シュート外すなよ!

 

って言った子に対して

 

「お前も外すだろ!!」

 

と声をかけてしまったら

 

シュート外した本人にも

 

嫌なことを言われても守ってくれるんだ

 

ということで

 

他力本願になってしまいます。

 

決して、そのメンタルを身に着けたのは

 

本人にとって楽な道ではなかったと思いますが

 

子供のこういう成長にはいつも驚かされています。

 

 

余談ですが・・・

 

シュート外すなよ!

 

と言った本人は、チームプレーになると

 

思い切ったプレーができていないことに

 

悩んでいる感じがあります。

 

これは、他人を攻撃する癖があるために

 

自分が失敗すると攻撃されるのではないかという

 

自己防衛によるものではとコーチは見ているのですが

 

この子も

 

本当にサッカーを楽しむために

 

日々、悩んでいる一人でもあります

 

この子の成長に乞うご期待です。

2020.10.19(月)初級・中級