ルスデランパラサッカースクールの日常

第32節 リヴァプールVSリーズ 試合分析

第32節 リヴァプールVSリーズの試合分析を行ってみたいと思います。

 

 はじめに

リヴァプールが先制したものの、後半終了間際にリーズが追いつき1-1という結果でした。

リーズの激しい運動量のカバーリングによって、中々、シュートまでいかせてもらえず、苦しんだリヴァプールでした。

リヴァプールFW陣が前線でドリブルを仕掛けたときには、3人も4人も常にボール周辺にいて、パスも切りながらいつでも、カバーリングや囲い込みが出来る体制になっていました。

抜かれてからもプレスバックによってどんどん来るのでゴールまでがとても遠く感じたと思います。

基本的に、リーズはマンツーマンで人に付いて守ってきますので、リヴァプールは、マンツーマンを逆手に攻撃していきます。

ミルナ―のスペースを空ける動き

16:50頃のシーンです。

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アゴから逆サイドのフィルミーノにボールが渡されます。

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フィルミーノは、ドリブルしながら味方の上がりを待ちます。

この時にミルナーが攻撃参加をしてきます。

リーズは、基本的にマンツーマンなのでフィリップスがマークについてきます。

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ミルナーは赤丸のスペースを使おうとしてフィリップスを引き付け、青丸のスペースを空けます。

フィルミーノは、青丸のスペースにボールを運び、シュートまでいきます。

フィルミーノのスペースの空け方

33:00頃のシーンです。

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マネからアゴにボールが渡されます。

アゴがボールをコントロールしたタイミングで66アーノルドは、赤丸のスペースを狙って走り始めるのですが、この時にフィルミーノは、66アーノルドが走り出していることを確認します。

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フィルミーノは、アゴがコントロールして、パスを出せるタイミングでスペースを空けます。

アリオスキは、フィルミーノにパスを出させないためにそのままついていきます。

リーズがマンツーマンという事もあり、このシーンにははっきりと特徴が表れています。

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66アーノルドが空いたスペースでボールを受けるわけですが、この時、しっかりストライクがカバーに入り、66アーノルドにシュートを打たせませんでした。

おわりに

リーズのマンツーマンで、この運動量を90分間質を落とさずに戦えるのはすごいことだと思いました。

今のチームの課題は、相手と戦う事にありますので、リーズのようにスペースではなく、人に対してアグレッシブ戦いに行ける守備ができるように指導していきたいと思いました。