試合分析を行ってみました。
はじめに
リヴァプールが完全に支配していた試合でしたが
なかなかゴールを奪う事が出来ずに
選手たちには忍耐力を試されるような試合でした。
この試合、プレッシングの回数としては多いわけではないですが
チームでも今の課題ということで
リヴァプールのプレッシングについて注目してみました。
ミルナ―のサイドカバー
16:00のシーンです。
⓫サラーが相手を誘導して左サイドに追い込み
➓マネーがパスコースを切りながらアプローチをかけます
外側を切られたので、中の選手に経由して
右サイドのフリーな選手を使うのですが
この時❼ミルナ―は
中のパスコースを切りながら、寄せられる距離感で
ポジショニングをとっています。
フリーだった選手が、あっという間に追い込まれて
ボールを奪われてしまいました。
ミルナ―のアプローチ
31:45のシーンです。
リヴァプールの前線3人のうち
2人⓫サラーと➒フィルミーノがプレッシングをかけ
回避されたときに
❼ミルナ―が前線まで出て
アプローチをかけます。
この時間で、アーセナルは前進することが出来ずに
時間を作られ
リヴァプール選手もポジションを整え
組織的プレッシングをかけます。
➓マネもパスコースを切りながら前進を防ぎます。
GKに下げさせ、ロングキックを蹴らせます。
チアゴのアプローチ
32:00のシーンです。
❻チアゴがアプローチをかけに行くシーンですが
❻チアゴの激しいアプローチにたまらず後ろを向き
ボールを下げます。
その勢いのまま、❻チアゴはアプローチをかけ続けます。
GKまで下げさせ、アプローチをかけている間に
他の選手もプレッシングの準備を整えます。
たまらず、GKはロングキックでボールを蹴りだします。
おわりに
プレッシングをかける時に
選手たちの臨機応変な対応は必要不可欠だと感じました。
ポジションは存在するけど
そのポジションに選手がいないとき
誰がアプローチをかけるのか
その場その場で判断する力と
アプローチのスプリント能力
アプローチのかけ方、タイミング
コースの切り方も必要になってくると感じました。