ルスデランパラサッカースクールの日常

第30節 リヴァプールvsアーセナル 試合分析

リヴァプールvsアーセナル

 

試合分析を行ってみました。

 

 はじめに

リヴァプールが完全に支配していた試合でしたが

 

なかなかゴールを奪う事が出来ずに

 

選手たちには忍耐力を試されるような試合でした。

 

この試合、プレッシングの回数としては多いわけではないですが

 

チームでも今の課題ということで

 

リヴァプールのプレッシングについて注目してみました。

ミルナ―のサイドカバー

16:00のシーンです。

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サラーが相手を誘導して左サイドに追い込み

マネーがパスコースを切りながらアプローチをかけます

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外側を切られたので、中の選手に経由して

 

右サイドのフリーな選手を使うのですが

 

この時❼ミルナ―は

 

中のパスコースを切りながら、寄せられる距離感で

 

ポジショニングをとっています。

 

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フリーだった選手が、あっという間に追い込まれて

 

ボールを奪われてしまいました。

ミルナ―のアプローチ

31:45のシーンです。

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リヴァプールの前線3人のうち

2人サラーとフィルミーノがプレッシングをかけ

回避されたときに

ミルナ―が前線まで出て

アプローチをかけます。

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この時間で、アーセナルは前進することが出来ずに

時間を作られ

リヴァプール選手もポジションを整え

組織的プレッシングをかけます。

マネもパスコースを切りながら前進を防ぎます。

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GKに下げさせ、ロングキックを蹴らせます。

アゴのアプローチ

32:00のシーンです。

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アゴがアプローチをかけに行くシーンですが

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アゴの激しいアプローチにたまらず後ろを向き

ボールを下げます。

その勢いのまま、アゴはアプローチをかけ続けます。

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GKまで下げさせ、アプローチをかけている間に

他の選手もプレッシングの準備を整えます。

たまらず、GKはロングキックでボールを蹴りだします。

おわりに

プレッシングをかける時に

選手たちの臨機応変な対応は必要不可欠だと感じました。

ポジションは存在するけど

そのポジションに選手がいないとき

誰がアプローチをかけるのか

その場その場で判断する力と

アプローチのスプリント能力

アプローチのかけ方、タイミング

コースの切り方も必要になってくると感じました。