ルスデランパラサッカースクールの日常

倉本和昌さん「世界基準のサッカーコーチ養成6ヶ月講座」主体的な状態編

 

く10月20日(日)

 

 

倉本和昌さんの「世界基準のサッカーコーチ養成6ヶ月講座」の2ヶ月目を受講してきました!

 

 

4時間の非常に濃密なセミナーで

 

 

いつも終了後は、心地よい達成感を感じるのですが、

 

 

今回、自分の中で気づくことができたことは、

 

 

自分が、指導する中で何を大切にしているか。

 

 

ということです。

 

 

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上から順番に自分にとっての指導において大切なこと

 

トップ10となっております。

 

 

自分の中で、1番大切にしていることは、

 

子供たちが主体的に取り組むことができているかどうか。

 

ということに気づくことが出来ました。

 

 

子供たちが主体的出あれば

 

サッカーを楽しむことができ

 

サッカーを好きになる。

 

というところに繋がると考えているからだと思います。

 

 

子供たちも最初から主体的に動けるわけではなく

 

段階を踏んで成長していきます。

 

依存状態→自主的な状態→主体的な状態

 

依存状態・・・コーチや周りの人から指図されて動く状態。(命令されてやらされている状態)

 

自主的な状態・・・コーチや周りの人から指示されて動く状態。やるかやらないかは子供に任せる。(言われなくてもやることがあるが、指示された範囲内しかやることができない状態)

 

主体的な状態・・・コーチや周りの人から指導されて動く状態。(どうするか子供たちが自分達で考え行動できる状態)

 

依存状態にある子供に対して、主体的な子供と同じようにアプローチしても、子供にストレスが大きすぎて成長することができない。

 

依存状態→自主的な状態→主体的な状態という風に成長していくためには

 

質問の投げ方が大切になります。

 

依存状態にある子供に対して

「どうしたらいい?」と抽象的な質問を投げかけても自分で考えることが難しい。

 

質問の答えが「はい」or「いいえ」で答えれる質問を投げかける。

例:

・今相手が近くにいた?

・今の選択はよかった?

・今のはシュート?

・今日のご飯はおいしかった?

 

依存状態から自主的な状態へと成長するステップとしての質問は、

 

質問を2択の選択で投げかける。

例:

・前を向くべき?後ろに返すべき?

・シュートしたかった?パスしたかった?

・今は練習するとき?おしゃべりするとき?

・今日はごはんかパンどっちがいい?

 

2択でも答えれるようになったら3択に増やしていく。

 

例:

・今のは、強くて足元にパス?弱くてスペースに出すパス?裏を狙ったパス?

・片付けとあいさつと整理整頓どれが得意?

 

3択までできるようになったら自主的な状態から主体的な状態へと成長できる抽象的な質問を投げかける。

 

例:

・今のどうしたかったの?

・どうすればいいと思う?

 

自分の中でも一番大切にしている「子供たちが主体的に取り組めること」ができるように、質問の質を高めていくことが大切だと感じました。

 

他にも4対1の奥深さやコーチング方法など、頭がくたくたになるまで学んだ4時間でした。

 

子供たちにしっかりと還元していけるように努力していきます。