子供は、コーチに振り向いて欲しくて
様々なことを考えます。
練習中に草抜きをする子。
集まってといっても集まらない子。
挨拶する前に立ち上がらない子。
この子たちはみんなコーチに振り向いてほしくてやっています。
特に低学年は、
ここにいてもいいんだという所属感を得るために
コーチに怒られたり、反応してもらうために色々なことを考えます。
AくんがいつもBくんのボールを蹴っ飛ばして嫌がらせをしていました。
Bくんが怒ります。
Aくんはそれでもなかなかやめません。
コーチは、なぜあんな嫌がらせをするのかと考えていました。
あるとき、Aくんがコーチに向かって
「コーチは、いつもBにはあまいよね」
とつぶやきました。
コーチとしては、意識していなかったのですが
子供にはそう感じていたみたいです。
練習が始まる前は、
全員の子供と会話するようにすること。
それが子供たちに安心して
ルスデランパラにいてもいいという所属感を得ることになると考えました。
Aくんもいたずらが減り
(ときどきありますが・・・)
サッカーに集中できるようになったと感じます。
子供がサッカーに集中できる環境を作れるかは
コーチの腕のみせどころだと感じます。