子供の中には
ドリブラーの子供もいれば
パサーの子供もいます。
低学年ではドリブラーの子供が多いですが
ごくごくまれにパサーの子供を見かけます。
中には性格的に
「パス!」
と言われたからパスを出すという子もいますが、
周りを見てパスをしている子も何人か見られます。
基本的に低学年は
自分でボールを持ちたい
自分でゴールを決めたい
という気持ちが強いので
必然的にドリブラーが多いのですが
この間
以前まではドリブルばかりして
おれが決めてやる!
っていう意気込み全快の子供がいましたが
あるときパスをしだすようになりました。
「今日はよくパスしてたな~」
と話してみたら
「うん。ドリブルすると相手が来るからパスだした!」
と言っていました。
これにはコーチも驚きました。
この子供は、ドリブルすることで相手を引きつけるということを
自分で気づき、実践していたのです。
横パスを出す前には、相手をひきつけてからパスを出す
という原則がありますが
自分でその原則をやっていたのです。
子供の考える力には驚かされます。