ルスデランパラサッカースクールの日常

サッカーで「周りを見る」ことは技術と同じである理由はこちら。

スペインでは、6歳の子供に対して

 

サッカーをまず第1に教えることは、

 

顔を上げさせることだといいます。

 

 

例えば6歳の子供を前にして

 

サッカーを教えるとなったとき

 

まず最初に教えることと言えば

 

ボールを転がして蹴らせることや

 

ドリブル競争することなどが

 

思いつくと思います。

 

スペインではまず、

 

パスをしながら周りを見ることを教えます。

 

パスよりもドリブルよりもシュートよりも

 

周りを見ること。

 

スペインでは、

もはや周りを見ることは技術なのですね。

 

驚かされます。

 

その重要性は、

 

ルスデランパラの生徒を見ていても感じます。

 

ルスデランパラでも

 

初級コース

 

いわゆるサッカーを始めたばかりの子供たちが練習する時間でも

 

周りをみないでできる練習は1つもありません。

 

ボールと一緒に扱いながら

 

ずっと周りを見ています。

 

www.luzdelamparasoccerschoolblog.com

 

1年間みっちり周りを見ることを学んだ子供たちが

 

中級コースに行くと

 

技術的には、他の子供たちとあまり変わりませんが

 

練習の中で与えられる目的を達成するスピードがはやいです!

 

子供たちも初級に比べて中級の子供達の

 

ボールを奪いにくる能力が高いと感じ、

 

それなりにプレッシャーを感じているようですが、

 

相手が見えているので

 

このスピードで来るディフェンスに対して

 

次はこうしようという対策を打つことができます。

 

技術はあとからついてくるものですが

 

周りを見るということは

 

年齢に関係なく、

 

サッカーを始めた時点で教えたほうがいいことだとつくづく

 

子供たちをみて思い知らされます。