サッカーが好きということをベースに
サッカーの指導を行う。
子供達は、サッカーが好きでなければうまくなりません。
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これはつくづく練習をしているたびに思わされます。
先日の練習も
鳥かごのトレーニングを子供達にやってもらいました。
チーム分けをして
「今日は鬼二人ね!準備できたところから始めて~」
と伝え、様子を見ていました。
さっと始めるグループもいれば、
ずっとしゃべっているグループもいます。
子供たちはみんなサッカー大好きですが、
自分達で練習を行う方法を知らない子が多いです。
見ていると、
低学年の子たちは比較的すぐに練習を始めます。
中学年くらいからサッカーを始めた子は、
サッカーを自分達で始めるという方法がわからず
「準備できたら始めてね~」
と伝えても、おしゃべりが止まらず
練習に向き合うことがありません。
指示を待っている子供達にありがちな雰囲気です。
コーチもここで
「しゃべってばかりだね」
や
「いつ練習やるの?」
と言えば必ず練習を始めます。
(恥ずかしながら、以前までは自分もそうしていました・・・)
ここで、ぐっと我慢して
子供達を信じて、自分達で練習に始めれるようになることを待ちます。
一人が
「おい、そろそろやろうぜ」
と言い出します。
周りの子も
誰かが言い出すのを待っていた様子で
言った瞬間にすぐに鳥かごが始まりました。
その後の様子も
喧嘩しながら楽しそうにやっています(笑)
鳥かごのあとの試合の準備も
自分達から率先して準備し
「さっさと準備してやるぞ!」
というひと言から始まります。
今までに無い子供達の変化に感動しました。
この行動は
子供達がサッカー好きというベースがなければできません。
指示を待つのではなく
自分達から始めるという行動を学んだわけです。
こういう子供達の成長を目の前で見れることがコーチとしてのやりがいだと感じます。