今日は、低学年の子供達が
特に大好きな練習メニューをご紹介します。
ジグザグドリブルじゃんけんです!!
この練習は、
子供達がジグザグドリブルを飽きずにずっとやっています。
しかも、顔を上げてドリブルするトレーニングメニューです。
ジグザグドリブルの難点は、
子供達がすぐに飽きてしまうことだと思います。
このジグザグドリブルならずっとやっています!
しかも!
攻撃のときには、人数をかけたほうがいい
ということも同時に学ぶことができます!
どういうこと?
と思われる方もいると思います。
普通ジグザグドリブルは
1人でやるイメージです。
このチームは、
ジグザグドリブルにより
ボールコントロールはもちろんですが、
チームプレーも学ぶことができます!
それでは、説明していきます。
画像のように2種類のコーンを一列に並べます。
子供達の人数によって長さを調節します。
ルールは、
○と●の先頭の子供達が同時にジグザグドリブルをスタートします。
前の子供が2個目の黒色のコーンを通過したら次の子がスタートします。
○と●の子供が鉢合うタイミングでボールを止めます。
このときにボールを止めれずに鉢合う子供を追い抜いてしまった場合
自分の列に戻らなければなりません。
お互いボールを止めれたら、じゃんけんします。
負けたら自分の陣地に戻り、勝った子は、そのまま進みます。
相手陣地に乗り込んだほうが勝ちです。
コーンの長さを決めるポイントは、
じゃんけんで、負けた子どもが早く戻らなければ
相手に進まれてしまうくらいの長さがちょうどいいと思います。
黒コーンと黒コーンの間が長ければ、勝負は早く決まり
黒コーンと黒コーンの間が短ければ、勝負は長く続きます。
○は、3人攻めていて
●は、1人です。
このときに、●が3回連続で勝ってしまうと
一気に進められてしまいます。
○は、じゃんけんで負けたときに
ダッシュで戻ってジグザグドリブルを行い
前の○と合流することで
相手の前進を妨げることができます。
子供達もこの感覚は、すぐに気づき
「早くいけ!早く行け!」
や
「はやく戻らないと~~~!!!」
などの声を掛け合っています。
このトレーニングのポイントは、
相手と鉢合うときに
少しでも相手を抜かしてしまった場合は、
容赦なく自分の列に戻すことです。
これによって、
相手がどのくらいのスピードで来るのかを見ながら
ドリブルするので
自然と顔が上がります。
ボールを止めなければならないので、
スピードを上げて急ぐところと
ゆっくりコントロールするところを
自分で考えてドリブルすることができます。
ただのジグザグドリブルも
楽しく行うことが出来ます。