ルスデランパラサッカースクールの日常

サッカーにおける身体的に有利な子と不利な子の特徴についてまとめてみました。

ルスデランパラサッカースクールの

子供達を紹介します。

今日は、

Aくん(2年生)とBくん(年長)の

最後に行うミニゲームでの特徴を見ていこうと思います。

 

 

 

最初にAくん

 

この子のすごいところは

ドリブラーでありながらチャンスの仲間がいればしっかりとパスをするところにあります。

 

コーンにあてたら1点というミニゲームを行いました。

 

ゴールの幅は、わずかコーン2個分という

とても幅の狭いゴールで行うミニゲームです。

 

遠くからのシュートはなかなかコーンに当てることはできません。

 

あるとき、Aくんが一人、ドリブルで抜け出したシーンがありました。

 

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○は、Aくんの仲間です。●は敵になります。

 

Aくんからゴールまでは少し距離があり、シュートは難しい距離です。

 

このままドリブルでゴールに近づく間に、相手に追いつかれてしまいます。

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Aくんが選択したのは、仲間へのパスでした。

残念ながら、ゴールと仲間の間にボールが転がって、相手のゴールキックとなってしまいました。

Aくんが仲間を走らせるために、その位置にパスを出したのかは、わかりませんが、

パスを出した後にAくんは、仲間に近寄り

「なんで走らなかったの」

と言っていました。

 

仲間からしたらシュートだと思ったのかもしれませんが、

Aくんが考えた選択は、相手を意識し、ゴールとの距離を測った

とてもクリエイティブなプレーと言えると思います。

 

 

もう1人Bくんを紹介します。

 

この子は、年長さんにしてボールを横に展開することができる子供です。

 

最後の紅白戦で前に敵がいて、前進できないときは

相手とボールの間に体をいれ、横にいる仲間にパスをします。

 

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低学年なのでまだまだお団子サッカーですが、その中でも、ボールを取られないように体をいれて、横にいる仲間へと展開できます。

 

基本的に低学年の紅白戦は、

縦長にしています。

理由は、ドリブルが好きな子でもゴールまでの距離があれば

ゴールに近い子にパスしたほうが効率がいいということに気づくためです。

 

年長から2年生が一緒に試合をしている場合、

2年生が基本的には、ドリブルし、ボールを運ぶか前にいる仲間にパスをする傾向があります。

 

年長さんは、身体的には2年生たちにはかなわないので、

Bくんのように、体をいれキープしながら仲間を探しボールをつなげます。

 

どちらもサッカーでは必要なプレーです。

 

来年2年生が3年生になるときには、

上の学年の子と一緒に練習することが増えます。

 

このときに、身体的に敵わないときにどのように解決するのか

楽しみです。