ルスデランパラサッカースクールの日常

②岩政さんから大切なことを学びました

【2/2】岩政大樹が考える攻守それぞれの原理原則~COUCH UNITED~

 

を見て学んだことを書いてみたいと思います。

www.luzdelamparasoccerschoolblog.com

 はじめに

前回の岩政さんの指導理論は、主に攻撃についての考え方を学びました。

今回は、守備についての指導理論を学んでいきたいと思います。

守備について

守備は、大きく二つに分かれます。

人をマークする、マンマーク

ゾーンを守る、ゾーンディフェンス

 

この二つの言い方を岩政さんは

マン(人)からマーク

ゾーンからマーク

という言葉に言い直していました。

二つの守備の仕方を比較しやすいという意味で

とても分かりやすい言い回しだと感じました。

 

指導者としては、選手全員が

どこのエリアは、マンからマークで

どこからゾーンに切り替わるのか

ということを全員が共有できているかが大切だということです。

 

監督によって守備のスタイルは分かれますが

岩政さんは、ゾーンからマークを好むそうです。

いつでも試合中に主導権を握っていたので

相手がどのように動こうが

意識することは

・ボール状況

・味方の状況

この二つだそうです。

鳥が獲物を狩ろうとして襲い掛かる

そんなイメージだそうです。

 

取り時

ボールの取りどころという言い方を指摘していました。

どころ=所

という風になってしまうので

場所というイメージが強くなってしまいます。

サイドに追い込んでボールを奪いに行く場所を設定した時に

この場所以外でたくさんのボールの取り時は、あると感じて

取りどころよりも取り時にした方がいいのではないか

という活動をしているみたいです。

確かに、意識が取りたい場所ばかりに向いてしまって

誘導する事ばかり考えてしまう感じがあります。

本来のボールを奪うという目的を忘れそうになってしまうため

取り時という言い方の方がイメージが伝わりやすいと感じました。

 

ロック&プレス

ボール保持者の正面に立つ(ロック)ことが出来たときに

全員、ボール保持者に向かってプレッシングをかけること(プレス)を

ロック&プレスと言います。

チャレンジ&チャレンジとも同じ考え方で

奪えるんだったら人数をかけて奪い切ろう!

という考え方です。

プレスの時に、縦に走り出すのではなく

ボールに向かって斜めに走り出すことで

背後へのパスコースを減らすことが出来ます。

 

相手がオープンにボールを置かれた場合は

味方の背後のケアをする動きをするので

常に全体で動くということを続ける必要があります。

 

味方の状況とボール状況をしっかり把握する必要があります。

おわりに

守備のコンセプトを考える時に

考えた場面と違う場面が起きたときの事を考えることが重要

ということを伝えていました。

この状況を考える想像力がないと

選手達が混乱してしまうということです。

個人的には、とても胸が痛い話で

選手達にはここの部分を伝えきれなかったと反省しています。

レーニングでもしっかりと落とし込むと同時に

選手たちの柔軟性を考慮に入れながら

レーニングを行っていきたいと思いました。

そして何よりも選手たちが

楽しかったと一日の練習や試合を終えてくれるように

指導していきたいと思います。

 

岩政大樹さん、ありがとうございました!