上級の子たちには
技術練習も行っていくのですが
技術練習には正解と不正解があり
より正解に近づけていく練習になってきます。
例えば、パスを味方の足元に出すときに
ずれるときがあります。
コーチが見ていて
Aくんのパスが左側にずれることがありました。
あ~今のミスは2回目だなぁ
と思い、本人にそのことを伝えるか考えました。
トレーニングを始めたばかりの時間だったので
もう少し様子を見ていたわけですが
今度は右側に2回連続ずれるようになりました。
ほぉ。
とコーチは思い
もう少し様子を見ていたら
Aくんは正面に蹴るようになりました。
すごっ!
とコーチは思いました。
子供自身、うまくいかなかいことに気づき
自分で修正したのです。
この力はある意味
サッカーを教えられてうまくなった子よりも
とても大切な力になります。
試合中コーチが、指示を出し、試合の流れを修正していくことはありますが
細かい部分で、選手自身
なんかうまくいかないなぁ
と気づき
修正していけるかどうかは
とても大切な力になります。
子供たちにはそういった力を身に付けてほしいと思います。