村松尚登さんの書籍
を読んでみました!
スペインの育成を日本でいかしていこうと
試行錯誤した末に考え出したサッカー上達の科学。
サッカーは、相手がいて、味方がいて行われるので
単調な練習を繰り返すドリルトレーニングは
技術はうまくなるが、サッカーはうまくならないということです。
サッカーで大切な状況判断を伴わない練習をやってもいみがない
と主張していたのですが、
この書籍に紹介されているトレーニングでは
ドリルトレーニングばかり!笑
相手のいないリフティングトレーニングです!笑
そこには深い理由があります。
状況判断ができても自分の身体が動かなければ
良い判断の選択支が消えてします
ということです。
①見る→②判断→③決断→④実行
①から③までは状況判断にあてはまりますが
④実行の部分では、パスやドリブル、シュートなど
実際に選手が行う行動を表します。
村松さんが強調している部分は、
④実行の部分のさらに根本的な部分!
身体を自分の思い通りに動かせること!
です!
おもしろい!
パスの質やドリブルの質、シュートの質よりも
それらの質を繰り出すまでの身体の動きができるかどうかに注目しているわけです!
ドリブルが下手だったらコーンドリブルしよう!
という単純な考えではなく、
ドリブルがうまくなるためのドリブルがうまくなれる動作ができるようなトレーニングをしよう!
そのために一番効果的だったのが
奇しくも村松さんが反対していたドリルトレーニングだったわけですね(笑)
この書籍のトレーニングをさらに発展していったらどんどんサッカーの④実行の部分が効率的にうまくなっていくメニューを考え出せそうです!
ありがとうございます!
書籍「サッカー上達の科学」はこちら