新しく入ってきた子と
前からスクールにいた子では、
ボールを触っている時間も違うので
入ってきた時点では、実力に差があるのはいうまでもないと思います。
例えば、ドリブル鬼ごっこのように
1人1個ボールを持つようなトレーニングの場合
ボールを触っている時間はみんな
同じなので技術がうまくなるスピードは変わりません。
それでは、鳥かごのようなトレーニングはどうでしょう。
www.luzdelamparasoccerschoolblog.com
このトレーニングでは、
たくさんやればやるだけうまくなるので
新しく入ってきた子供は
ディフェンスをやる時間がながくなります。
それでは、うまくならないではないか。
そう思われるかもしれませんが、
このとき子供たちは何を考えているのか。
どうすればボールを奪うことができるのか。
です。
なかなか動き出さないディフェンスに対して
「早くボールとりにこいよ~~!」
と茶化してくる子もいます。
しかし、考えている子は動きません。
パスを出した瞬間に素早くアプローチをかけます。
他にも
こいつなら取れそうだなと
考えて取りにいく子もいます。
ボールの取りどころを考えて奪おうとするのは、
実際の試合でもいきてきます。
ある程度、ボールが扱えるようになると
ボールを触る回数も増えてきます。
低学年にはディフェンスを教えることが少ないですが
ディフェンスの基本は
ボールを奪いたい場所に誘導して奪うことです。
その感覚は、鳥かごの中で学ぶことができます。